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2023/02/21 06:17:02 (KNBpcZh9)
駅前で大学生のカレシ君と遭遇する。黒のダウンジャケットとブランドぽいシャツとズボンで清潔感あるセレブっぽい着こなしだった。乗っていた車は大きな車で「外車?」と思ったが「トヨタの逆輸入車の○○ですよねw。」と妹が言った。
「マジで?女の子で判る子なんておらんと思ったw何か嬉しいw」
「へー逆輸入だけど右なんだw」と大学生君と意気投合し、乗せて貰うことに。「折角だから助手席乗ってみる?」と彼の誘いに。「乗りたい!」と妹は目を輝かせていった。彼は助手席のドアを開け妹をエスコートした。今日の妹の服装は黒のジャンパーと緑のニットのワンピース。ロングスカートだけど真ん中にスリットが入っていて身体にフィットしている。高い車高に乗り込む姿を学生君は見ていた。特にお尻を!。俺は後部座席にポツンと座る。車内は彼と同じ香水の匂いがしていた。
妹と彼は同い年なんで話が合い話しも弾んでいた。彼の父は資産家だが自分は跡を継がず自分自身で起業するとの事。車は2台持っていてこの車は親が成人のお祝いにプレゼントしてくれたらしい。
金持ち自慢は正直面白くなかった。彼は何度も妹をチラ見し、停車中はずっと妹を見ていた。ちょっと顔がいやらしかった。
彼の提案で寄り道をして、お勧めの店で食事を勧めてきた。俺は断ったが妹が「いいじゃん!行こうよw」と言い行くことに…。
彼と妹は同い年で高校の頃、流行っていた事で盛り上がっていた。6歳年上の俺は話しに参加できずにいた。「彼女さんは何で先に帰ったの?」俺は話題を変えようと聞いた。
「彼女とは別れました。直感で運命の相手を見つけてしまったから…。」と彼は答えた。
「僕の母は既婚者でしたが、直感を信じて父と一緒になりました。そして僕が生まれ、もし情で運命を逃してたらこの幸せは手に入らなかっただろうって言っています。僕も母の考えに賛成で例え結婚していても自分の幸せを最優先すべきだと思っています。」
「彼女の事は好きでした。でも彼女に縛られて、運命を逃してたら一生後悔する。そう感じ別れることにしました。」と妹の方を見る。妹は驚くが「へーそうなんだw」と軽く流すだけだった。店に着き彼は助手席のドアを開け妹をエスコートする。出遅れた自分が恨めしい。
レストランでも彼のうんちくと自慢は止まらなかった。そして妹は楽しそうに聞いている。時おり妹と目が合うが妹は目線を反らし彼の方を向く。
豪華な料理で美味しいハズだが味がしなかった。
俺は逃げ込むかの様にトイレに行った。トイレから戻ると彼は妹の手に手を重ねてスマホを見ながら何か喋っていた。俺が帰ると妹は手を離し気不味そうな表情でそして彼は席を外しスマホをいじっていた。
レストランでの食事代は彼が出してくれた。値段の書いてないメニュー表で不安だったが自分達の分は払うと言ったが聞いてくれなかった。そして瓶らしき包みを持っていて「ミオさんと僕が生まれた年のワイン。後で一緒に飲もうw。」と彼は言った。
「えーー。スゴい!高かったんじゃないの?」と妹は驚く。
「僕の運命の記念日だから」と嬉しそうに言った。
車内では彼と妹が楽しそうに喋り、自分がお邪魔虫のように感じた。会話には参加せず黙っていた。不安で正直泣きそうだった。
旅館に着き俺は早々に車から降りると彼は窓を開けて「じゃあ、りょうたさんはここで。僕とミオさんは…。」
「えっ?どういう事?」
「未だ判らないんですか?もうそろそろ理解して下さいよw。ミオさんが言い辛いでしょw」
彼は車に乗ったまま上機嫌で言う。
助手席のドアが開き「りょう君…。ごめんね。」と妹は言った。

続く。

 
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4
投稿者:ハア   h-1230 Mail
2023/02/22 15:36:53    (Rgt4mstM)
多分だけどそれはないんじゃないかなぁ。
3
2023/02/21 18:23:41    (vTJk4cUP)
酷いなぁ!これじゃあ売女母と大差の無い最低女だ!!金に釣られて兄を捨てるかぃ…ガッカリ!
2
投稿者:(無名)
2023/02/21 12:32:39    (QT81Fmec)
いい感じのところで「続く」になったなw
りょうくんとミオちゃんはどうなるのかね~
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