2011/12/17 09:57:12
(ckPzWZT4)
「金曜日の夜に、お食事は如何ですか?足フェチ君」
メールで、待ち合わせたイタリアンレストランで姉はすでに席についていた。
「そんな顔しないの、涼ちゃん。私も涼ちゃんが足フェチって知ってれば、あんな事には、成ってないんだけどね」
「お姉ちゃん・・・・この間のことは、ごめんなさい。でも、聞いて欲しいんだ」
「何?聞いてあげるよ、涼ちゃんの言い訳」
ショートカットの姉の顔は、不思議なくらい、にこやかだった。
多分27年間生きていて、自分でも引っ張り出せなかった、姉への思いを語った。
ほんのしばらくの沈黙が、スローモーションのように過ぎた。
姉は深いため息をついた。
「日にちからして、そっちのほうは、大丈夫だと思う。心配しなくても・・・・でも、そうきたか」
「・・・・・・」
「んー、一回だけのハプニングにして、今日は仲直りしようとおもったのに。・・・・ん・・・・、いいよ」
「・・・・・・?」
「だから、かわいい弟にそんなに言われたら、・・・OKだよ」
「今日はお姉ちゃんが、いいって言うまで動いちゃだめだよ」
ホテルのシャワーから出てきた姉に、ベッドに仰向けに寝かされ、起立した物に、姉は口を寄せた。くびれた部分に舌先で軽く触れては、離れる、そしてすーっと舐めては離れる、その繰り返しが、どれだけ続いただろう。先端の部分から粘っこい物が流れ出していた。
「お姉ちゃん・・・もうダメ」
姉が嬉しそうに顔を覗き込み、起立した物を根本まで銜え込んだ。その光景と口の温かさが頭の頂点までしびれるような快感を与えてくれた。ゆっくりと姉の顔が上下に動き、姉の細く長い指が巻き付き刺激を与えてくれる。しかし、その快楽は永くは続かなかった、姉はまたしても舌先での触れては離れる愛撫にもどり、そして口での愛撫と繰り返した。
生まれて初めて女性にじらされる感覚を果てしない時間のように感じ始めた頃、姉の口は突然、乳首へ向かった。起立した部分を姉の湿った秘部でこするようにしながら、女性の乳首に加えるような愛撫を始めた。
「ぁ・・・」
「気持ちがいいなら、声を出しなさい」
ゆったりとしたその愛し方は、優しくそしていじめるように続いた。
何故か声を出すのが恥ずかしかったのに、いつのまにか唸るように連続して声を出していた。
「ほんとにもうダメ・・・だよ」
キラキラとマニキュアの光る指で、貴重品を扱う様にカバーをかけ終わると姉はゆっくりと腰と腰を合わせ、ほんのすこしづつ味わう様に体を沈めてきた。熱さに包みこまれる、気持ちよさに酔った。一つになると、姉はゆっくりと前に倒れこみ抱きついて、耳元でかすかな声で囁いた。
「ねぇ、二人で落ちてく?・・・ずっと涼ちゃんにこんな風にまとわりついちゃうよ」
「ん」
ぎゅっと姉の背中に手をまわして抱き合い、姉の温かさを全身で感じ取った。ベッドに手をついて体を起こした姉の動きは、ゆっくりとはじまった。緩急をつけたその動きは、姉のリズムで心地よさをじっくりと味わう様に、急がずじれったさを感じた。腰を突き上げようとすると姉が制した。
「だめ、涼ちゃんは動いちゃダメ」
快感に身をゆだねる姉の顔を下から見ることしか許されず、自分の快感をコントロールできない不思議な感覚を初めて味わった。目をつぶり快感を追及する姉の顔が美しかった。
姉の体からは、全身を光らせるほどの汗が噴き出していた、それが筋のように流れ出し始めた頃姉は、大きな呻きとともに、頂点に達し倒れこんだ。荒い息の姉の体は、水を浴びたように濡れ、二人の汗が交じり合い音をたてた。
体を入れ替え肩で息をする姉の上になり、動き始めた。
「まだ・・・ダメ」
その日はじめて姉に逆らった。ひたすら快感のおもむくままに動き出すと姉の再上昇は、早かった。その日、姉の3度目の上昇に合わせるように精を放った。
朝、下腹部の張りと気持ちよさでで目が覚めた。隣で寝ていた姉が張り切ったものをそっと撫でていた。
「おはよう、あんまり元気なんで触っちゃった。」
姉を抱き寄せ背中に手を回すと、幸せに満たされた。
「初めての涼ちゃんとのセックスが気持ちよすぎて、涼ちゃんはとってもセックスが上手いんだって思ったの。でも違った。昨日は涼ちゃんが何にもしなくても、初めての時と同じ。姉弟だからかな、涼ちゃんだから気持ちがいいんだよね多分。」
姉とのセックスは、今まで経験したのものと全然違う。新しい姉と弟の関係が始まっていく事をお互いに確認しあう様に抱き合った。