母の実家地主で、寂れた町の地域住民しか来ないコンビニもどきの店を経営していました。
いちおうオーナーは母ですが、この店で生計を立ててる訳ではないからお店にはほとんどでてません。
高校生になると私もまとまった休みにバイトしたり、身内としては重宝なお店でした。
「ねえ、佐和谷くんて知ってる?中学の時に同級生だった………今、うちでバイトしてくれてるのよ」
私は一緒のクラスになったことはないけど、狭い町だから存在位は知ってました。
確か転校生で、そのせいかあまり印象のない目立たない男子でした。
私は箸を進めながらそんな事を話した。
「自分から自己主張するような子じゃないけど、真面目に働いてくれるし凄くいい子よ………」
バスに乗らずにバイトできる場所など限られてるから、別段おかしくないけど、買い物に来た時にバイト募集の張り紙を眺めていた彼に母が声を掛けたのがきっかけで実現したらしかった。
コンビニといっても24時間じゃないし、休日前の手薄な時間帯にも入ってくれるし、とても助かっていると母は満足しているようだった。
ある本降りの土曜日…
私は午後の部活が中止になり思いの外早い帰宅をすることになった。
その当時、私は母と姉と三人で暮らしていた。
コンビニよりさらに山に向かった奥地にある、敷地だけは広い田舎ならではの民家だった。
そしたら、なぜか母の車がある。
家に居るとは聞いていなかったら意外だったけど、家の中には母はいない…
私は二階の自室にあがり窓から何気に外を眺めると、敷地の奥にある蔵の二階の窓がいつもと違っていた。
観音開きみたいな雨戸(?)が微かに開いていたのだ。
普段は空気を入れ替える時以外開いてる事はなかった。
もしかしたら、母が何かしら探しに蔵に行ってるのかもしれないと思った。
その時点では、それならすぐに戻るだろうと気にしてなかったから、すぐにシャワーを浴びに行った。
そしたら、明らかにお風呂場を使った痕跡があった。タイルは湿ったままで、使ってからそうは時間は経ってないはずだ。
この時もただ母がお風呂入ったんだなとしか思わなかった。
シャワーを浴びて出ても母が戻った様子はない。
私はあらためて窓から蔵を見るとピッタリと雨戸が閉められていた。
間違いない。母がいる。
でも、さすがに何かを探すには長いし、雨の日に掃除もしないだろうから、ちょっと気になってサンダルを突っ掛けて蔵に赴いた………
鍵は掛かっていなかったけど、下の電気は点いていなかった。
蔵は階段を上がると屋根裏部屋みたいになっている。
暗い下の階から階段を見上げると、仄かに明かりが点いていて、階段下にはサンダルとスニーカーが並べてあった。
二階に上がる時だけ履物は脱ぐのだ。
私はなんだかただらぬ雰囲気を感じた。
屋根を叩く雨音が蔵中に響き、上からの声は聞こえないし、もし母がいても下に誰か来たのも気づかないだろうと、私は忍び足で四つん這いになって階段を上がった………
声が聞こえてこなかった理由が、顔半分出して屋根裏部屋の様子を伺ってみてわかった。
部屋の隅で裸の母が逆さまな態勢で誰かに覆い被さっていたのだ。
口には男性器を頬張って頭を揺らしている。
いわゆるシックスナインの真っ只中だった。
豊満な体つきの母の下には、あの、バイトを始めた同級生がいた………
母のお尻を両手でガッチリ掴み、母の性器に顔を埋めていた。
お互いに気持ちよさに耐えられなくなると、性器から口を離し、息継ぎでもするようにくぐっもった声を漏らした。
その声が交互に薄暗い部屋に反響した。
二人の下には何かが敷かれていた。
薄めの炬燵布団みたいに見える。
明かりは部屋の電気じゃなくランプで賄っているようだ。
1人がけの古いチェアーに二人の衣類が乱雑に置かれているが、下着などは敷いている敷物に散らばっている。
母のらしき黒い下着が目に入った。
母は下着は着けていないようだが、ストッキングにガーターベルト姿だった。
なんか、若い男のためにセクシーな下着を着けてる母もやはり女なんだなあと思った。
先に果てたのは彼だった。
出そうになったからか、二人は上下の態勢を入れ換えて、彼は自ら激しく腰を揺らし出した。
そのままクンニを中断して声高らかに母の口に性を放ったようだった。
喉の奥にいきなり入って噎せないように、母が頭を起こしたあたり、すっかり口に出されなれている。
放たれた精液を戻す気配もないから飲み干したのもわかった。
彼が母に謝るのが聞こえて、母が若いんだから気にしないで好きなだけ出していいのと、母性愛丸出しの甘ったるい口調で答えていた。
彼が回復するまでインターバルにするのか、彼は母の胸に顔を埋め、母は優しく頭部を抱き締めて何か囁いていた…
ただ、美喜子さん好きですと、私も好きよ、愛してるわという言葉だけは断片的に聞こえた。
私は二人の絡みを見ながら、母が援助でもしてあげてるのかと思った。
でも、相思相愛みたいに見えた。
私はどうにも落ち着かなくなりこっそり退散し自室に逃げた。
もちろんベッドに潜り込み、訳のわからない高ぶりを宥めようとしきりに指を動かした。
結局寝落ちしてしまうまでいじっていた。
朝が早かったから夕方までぐっすり眠ってしまった。
私は蔵を見ようと窓から外を見たが母の車がなかった。
どうやら送っていったようだった。
しばらくするとスーパーの袋をかかえて母が帰ってきた。
「早かったのね…さっき部屋を覗きに来たら熟睡してたけど、何時ごろ戻ったの?」
「お母さん、蔵の掃除でもしてたの?眠かったし行けば絶対手伝わされそうだから、知らんぷりしてすぐ寝た!ハハハ………」
私は曖昧に答えながらも蔵で行われていた事など全く知らないという態度で接したから、母としてはホッとしたようだ。
その晩、お風呂場で洗濯物をチェックして母の下着を探したけど、あの黒い下着はなかった。
入浴する時にでもこっそり洗ってるのかもしれない。
娘にあんな派手な下着は見られたくないだろう。
し