私がまだ小学生低学年の頃、母の仕事に一緒に行ったことがあります。
そこは1軒の家で母より少し年配の男性が一人いました。
母は色々種類を見せ、男性にサインと印鑑を貰っていました。
母の職業は保険外交員で、昼間に会えないお客様と夜に会っていろいろ説明をして保険に入ってもらう仕事でした。
私は一緒に母について行ったのも、父が早くに亡くなり夜は私一人で心配だったこと。
お客さんの家に行くとお菓子やジュースを出してもらいそれを食べながら母のお仕事が終わるのを待っていました。
母は種類にサインとハンコを貰うと男性と2階へ上がっていったのです。
私は一人テレビを見ながら待っていたのですが、だんだん退屈になり2階へ上がると母と男性が裸でベッドの上で抱き合っていました。
母は凄く気持ちよさそうで、「いい、いい、、」と言いながら男性の下で手は男性の背中へ、、
私は黙って下の降りテレビを見ていると30分くらいで二人が下りてきました。
母は終始身だしなみを整えている風で髪も直していました。
そんなことは数回あり母は一人で私を育ててくれたのです。
私も今では30代になり子供も二人いて主人もいます。
あの頃の母の思いは分かっていますが、一度だけ「どうして、、」と聞いたことがあります。
母は「風俗に行っても良かったけど、あなたが後ろ指さされるのでは、、と持って辞めたの。」と言っていました。
そんな母も2年前に他界し、今はお墓の中で父と一緒の暮らしています。