中学に上がって間もなくの夏、父親がトラクターの横転事故で腰を複雑骨折して入院していた。
その日、学校で腹が痛くなって保健室で休んだものの、けっきょく午前中で早退することに。
家に着いて自転車を納屋に仕舞おうとして引き戸を開けたら・・・
納屋の奥に母親と隣の高校生のお兄さんがいて、二人とも下半身が裸で体を密着させていた。
母は積み上がったタイヤに上半身を持たせかかり、お兄さんが母に覆いかぶさって
腰を前後させていた。
自分と目が合って、母は後ろ向きのままお兄さんを突き放して結合を解き、
「やめてよ、いい加減にしてっ!」
とお兄さんに往復ビンタをかました。それを見て、自分はあわてて戸を閉めて母屋の
自室に向かったのだけれど・・・一向に母が母屋に戻る気配もなく。母が戻ってきたのは
それから3時間後だった。
母が強引に犯されたのだ、と子供心に心配していたけれど、とんだ勘違いだったということ。
まさかのことに、その日の夜、母が真夜中に出掛ける気配がして・・・
帰ってきたのは夜も白むころだった。
その後、何度も母の不審な行動が続いたけど、決定的だったのは、自分が帰宅したとき
母と隣の兄さんが寝室の布団の上で全裸で抱き合っていたこと。そして、目の前で
延々とセックスを続けたこと。
けっきょく、入院していた父は下半身不随で家に帰り、まもなく母は家を去りました。
たぶん隣の兄さんと関係を続けるために。