今年還暦を迎える男性です。
母は小柄でしたが、ご近所からはきれいで上品と言われ、子供心に自慢の母でした。
父が糖尿病で目が悪いのを助け、本当に優しい母でした。
そんな母が、私が小学校の高学年の頃から、何度か改まった服で外出することがあり、たまには翌日帰ってくることもありました。
父は「お母さんは特別な仕事に行ってる。お父さんが良く知っている人のところだから大丈夫」と言っていましたが、帰ってきた母はいつも疲れたようで、髪や服が乱れていることさえありました。
父が亡くなり、母も亡くなってから、両親の部屋の整理をしていて見つけたのが、白黒の母の緊縛写真でした。
もう私を産んだ後のようで、腹部に弛みもあり乳首も変形していましたが、そんな母が全裸で色々な格好で縛られている写真です。
目立たない紙箱に入っていましたが、処分するつもりで忘れてたものかもしれません。
高所恐怖症だったはずの母が、鴨居から吊るされたり、中には逆さに吊られた写真もありましたし、母以外の別の女性と二人で縛られているものもありました。
大きな野外セットのような所で、母は傾いた水車のようなものに大の字に磔され、横には梯子のような物に逆さに縛られた別の女性がいる写真があり、その写真には『映画で撮影』と書き込みがありました。
父と母がSMをしていたのか、父が母を貸し出していたのか、色々想像してると複雑な気持ちになります。
私自身は母の緊縛写真を見ながらオナニーする歳でもないし、他人さまに見られて良いものでもありませんが、今も捨てられずに隠しています。