僕が二十歳になった記念に家族で旅行に行こうという話になり、父親と母親と僕の3人で温泉地に旅行に行くことになりました。
当日が近くなり、父親が仕事の都合でとうしても旅行に行けなくなり、日程をずらすかどうか話をしていると、父親は、「けんたと母さんの2人で行ってきなさい」と言うので、僕と母親の2人で行くことになりました。
夕方、旅館に着き、お風呂に入り、母親は普段飲まないお酒を飲みながら夕ご飯を食べた後、僕と母親は温泉街を浴衣姿で土産物屋さんを冷やかしたりしながらぶらぶらしていました。
その時、1人の男の人が僕たちに「マッサージはいかがですか?お部屋まで出張してのマッサージです」と声をかけてきました。
普段なら無視をするのですが、母親は多少のお酒と旅先の開放感からか、「そうね。お願いしようかしら」と言い、夜9時に部屋に来てマッサージをしてもらうことになりました。
僕と母親は近くの居酒屋でもう少しお酒を飲み、8時過ぎには旅館に戻り部屋で缶ビールを飲みながらテレビを見ていました。あまりお酒を飲まない母親は、その時は顔から首筋にかけて真っ赤で、ほろ酔いというよりも酔っている感じで、マッサージを待っていました。
9時になり部屋をノックする音が聞こえると、さっきの男が入ってきました。