現在46歳の母親は俺が小6の時に、リビングで電マオニーをしていたのを見たのが初めての目撃だった。
俺は玄関を開けた瞬間から聞こえていたモーター音に普段聞き覚えがなかったけれど、異様な空気感を感じた。
リビングのドアは所々がガラス貼りで近づくとリハビリの中は丸見えだった。
母親はソファーに横たわり片足を背もたれにかけながら、股の間に四角い箱の様なマッサージ器を両手であてながら『きもちいい~きもちいい~』と言っていたのを覚えてる。
転勤族の父親に付いて引っ越しを繰り返していたあの頃、当時は借り上げ社宅に住んでいた。
地方都市の郊外だったので戸建て庭付きだった。
築年数はかなり経っていたと思う。
母親のオナニーを初めて見たあの家には6年間住んでいた。
俺が小4から中3までだった。