初めてソレを聞いた時は、母が苦しんでいるようにしか
聞こえなかったので怖いと思いました。
中学生になり、ソレを聞いた翌日、ゴミ箱無造作に
捨ててあったティッシュの塊からコンドームを見つけ、
ソレが両親のセックスで、母が喘いでいたのだと
気付きました。それからは怖さが興味に変わりました。
当時、私は襖一枚隣の部屋で寝ていました。
両親も、隣で息子が寝ているので気を付けていたと
思います。
私が寝ると、やがて両親も一旦消灯します。
半時間位すると襖が静かに開き、どちらかが
私の就寝を確認します。
ガサゴソと動く気配がします。
衣擦れの音に、「ふ~」と母のため息が混じりだします。
ため息は「あぁ~」とか「うぅ~ん」と言ったような
ものに変わっていきます。
両親も出来るだけ音を出さないようにしていたと思います。
袋を破る音がして少しすると「入れるで」と父の小声が
しました。少しして「うっう」と母がいきみます。
そして「はぁ~、はぁ~」と母の苦しそうな息遣いです。
いきみと苦しそうな息遣いを繰り返します。
息遣いが「はっはっはっ」と短く激しくなります。
「ええわっ、ええわっ、ええわっ」と母が激しく
喘ぎだします。短く激しい息遣いと喘ぎを繰り返します。
やがて「いく、いく、いってええ?」と母。
「でる、でる」と父。
「あかん、あかん、ええ、ええよ、いく、いく」母
その後、暫く母の激しい息遣いがし、ティッシュを
引き抜く音がして、順番に手洗いに行きました。