先週末中学の時からの友達のタカと飲みに行く約束をして、家で待ち合わせをしました。
そタカは中学の頃はよく遊びに来てましたが、別々の高校に進学してからは中々一緒に遊ぶ機会がなく、大学を出て就職をした頃にたまたま駅で会って、「今度一緒に飲みに行こう」となり、この日に飲みに行くことになっていました。
僕が、「少し遅れる」とタカにメールをすると、タカから「おまえんちで待たせてもらってもいい?」と返信があったので、僕は家にいる母親に電話をして事情を話そうとしても母親は電話に出ませんでした。
母親がいなのかな?と思いながら、近所に買い物に行く時は携帯を持たないこともあるしと思い、まあ母親もタカのことは知らないことはないし、何とかなるだろうと思いながら急いで家に帰ると、玄関まで話し声や笑い声が聞こえてきて、タカは家で待っていて、母親がタカの相手をしてくれているようでした。
僕は、「何回も電話をしたの」と母親に言いながらリビングのドアを開けると、母親は「ごめん、ごめん。お風呂に入っていたから」と言って、頭と体にタオルを巻いたまま友達とリビングでコーヒーを飲んでいました。
僕は母親に「なんて格好してるの?」と言うと、母親は「いいじゃない。タカくんのこと知らないわけじゃないし。ねぇ」とタカに同意を求めるように言い、僕はタカに「じゃあ、行くか」と言って飲みに行こうとすると、母親は「あら、もう行っちゃうの?気をつけて、飲み過ぎなきようにね」とタオル巻きのまま玄関まで見送りにきました。
その後タカと居酒屋で飲みながら、中学時代の思い出話や今の仕事のこととかを話していて、彼女がいるのかどうかの話になると、タカは「けんたのお母さん、あんなに色っぽかったけ?前は俺も子供だったから気づかなかったのかな?」と言い始めました。
僕は「そんなことないよ。普通のおばさんだよ」と答えると、タカは「お前のお母さんは、確かまだ50前だろ?俺のストライクゾーンだな」と言い始め、僕はタカに「母さんはまだ48だけど、いい加減にしろよ。俺の母親だぞ。」と言いました。