親戚一同が集まり法要が行われた。
その後の会食には酒も振る舞われ延々と会食は進む。
私達、子供は何時しか疲れ居間で雑魚寝状態、気づくと布団や毛布が全員に掛けられて居た。
座敷では未だに賑やかな声と笑い声が響いて居る。
私は尿意を催し外に出た、月明かりと満天の星が輝く中で家の横の庭に行き思い切り立ち小便をする。
家の中とは違い静まり返る外で私は小便をしながら抗う声が耳に届いた。
声のする方に視線を凝らすと庭木の陰に人影が見える。
男の人が女の人を背後から抱え込みスカートが捲られようとしている。
それを拒むように女の人の手はスカートを押さえている。
男の人のもう一方の手は女の人の胸を押さえ首筋に顔を埋めている。
男の手は世話しなくスカートの中を動き回りスカートの裾から下着が脱げ落ちて来る。
幼心にも強烈な印象で私は二人の姿に釘付けに成ってしまう。
私の存在に全く気付かない二人は、ひそひそ声で抗う言葉を囁き合っている。
月明かりに慣れ更に周りの状況が、はっきりとし出し、二人が誰なのか確認出来、私は声を上げそうに成った。
女の人は、なんと私の母親で男の人は父親の弟だった。
次第に母親は抵抗する事を諦めたのか静かになる。
叔父さんの手でスカートは腰の上まで捲り上げられ真っ白な尻と脚が露に成る。
ズボンは膝まで下ろされ剥き出しの下半身が真っ白な尻に近づく。
影絵のように叔父さんの下半身から突き出る物が母親の尻の中に消えて行く。
母親は前の木を掴み顔を左右に振る。
叔父さんの下半身は前後に大きく揺れ始める。
その度に下半身から突き出る物が見え隠れする。
真っ白な尻を抱え上半身を僅かに反らしながら叔父さんは腰を揺らし続ける。
初めて母親の呻きが声と成って聞こえる。
叔父さんも母親の尻に下半身を密着させたまま動かなく成った。
暫く、そのままの状態が続き、やがて叔父さんは母親から離れた。
母親は急いで膨脛に下がる下着を履く、叔父さんも満足気にズボンを履く。
「また近い内に今度は、ゆっくりとな」
叔父さんが母親に言う。
「嫌らしい男」
母親は小声で返す。
私は素早く庭石の陰に身を隠した。
家に入ると母親は賑わう会食の場に座り親戚達と笑いながら酌をしていた。
私が性に目覚めた瞬間でも有った。