親の性行為目撃談

その後、彼女とは何度も抱き合い、何度も襞の奥に射精をし、自慰行為の快
感や、その後の射精の意味が朧気に知る事が出来、母と先輩の行為に漸く理解
が出来た。
　母が帰宅した夜の事、浴室へ行った物音がした時に母を急に抱きたくなって
しまった。脱衣場へ入ると母が着ていた服が籠の中にキチンとたたまれてい
て、スカートの上には下着が整然と置かれていた。浴室から身体を洗う水の音
が響く中、自分は母の服の上に自分が脱いだ物を無造作に放り投げると浴室の
ドアを開けた。その時母はドアに背を向けて洗髪していて、シャワーの音にド
アの音が掻き消され、自分の進入に気付いていなかったので、しゃがんだ姿勢
で細い背中から抱きしめ、大きな乳房を鷲掴みにし、硬くなっていた陰茎の先
が母の尻に触れた途端、不意の出来事に母はシャワーノズルを放り投げて悲鳴
を上げた。お構いなく乳房を揉み続けていると、瞬く間に乳首が掌に自己主張
をしてきた。依然としてそのメカニズムは理解出来ていない。が、何となく心
地良かった。大して力を入れていなかったので、母は振りほどく様にして浴槽
に片手をかけ自分から身を離した。両膝を着き、引き締まった尻を突き出す格
好で、空いた腕で乳首を咄嗟に隠したが、露わになった肛門が秘部と共に眼に
飛び込んだ。母は振り返ると自分を認識したのか、尻を下げてその場にへたり
込んだが、乳房は両腕でガードした。
「ビックリしたじゃないの！急になんて事をするのよ」
完全に怒っている。母の視野には自分の陰茎が入っている。
「あんた何を考えてるの。お母さん相手にしてはいけない事なのよ。中学生に
は早いの。大人になってから好きなだけ出来るのよ」
母としてはいけない？中学生には早い？全然理解出来なかった。
「俺、見たんだ」
「エッ！何を？」
「先輩たちとしてた事」

母は言葉を失い力なく腕を下ろして放心していた。形の良い乳房が眼前に露
わになった。彼女が１番気持ち良くなった様に母の乳首を咥えて舌で転がし
て、空いている乳房を揉んだが、母は無抵抗であった。母の鼓動が顔に伝わっ
てくる。呼吸も乱れてきた。胸から顔を離して母を抱き寄せて唇を重ねたが口
は固く閉ざされた。前戯なんてまだ知らなかったから、母を抱っこした姿勢の
ままで秘部への挿入を果たした。一瞬身体に身震いが走って多少力が抜けた様
で、その隙に舌を入れたが歯を閉じて拒まれている。覚えたての腰使いでガン
ガン突き上げているうちに母の口が開きだしたので舌を滑り込ませたものの、
彼女とのキスの様には絡んで貰えなかった。腰を動かしていると母は自分に抱
きついたり仰け反ったりと忙しなく動いてはいるが「ウー」「アー」とは唸っ
ても先輩達との時の様な甘い声は発してくれない。
「ウッ」と言って仰け反った途端母が意識を失ってしまった。
　母を抱えてソファーに寝かせてバスタオルで全身を拭いていると意識が戻っ
た。母が自分を見詰める目つきが多少変わった様な気がした。
「ビックリするくらい気持ち良かったよ。こんなに激しくイッたの初めてだ
わ。アナタは未だでしょ？」言っている意味が微妙に判らなかったが成り行き
で頷いてしまった。
　母は起き上がって床に腰を降ろすと自分の陰茎を頬張って頭を動かし始め
た。舌使いがとても気持ちが良かった。そのまま口に射精をしてしまったが、
全て飲み込んでくれた。
「お母さんが見られた事は事実よ。否定出来ないわ。デモね、これは大人にな
った男性と女性が夫婦になって、幸せな家庭を作り上げながら可愛い赤ちゃん
を作るための大事な事なのよ。アナタが出した精子とアナタが愛する奥さんの
卵子が結ばれると赤ちゃんが出来るのよ。」
「？？？？」
「絶対に親子でしてはいけない事なのよ。１番愛し合っている同士が夫婦にな
ってからじゃないといけないの」
「お母さんは先輩達と結婚するの？俺は今お母さんが１番好きなんだ」
母をその場に押し倒すと胸に顔を埋めながら陰茎を押し当てた。母は必死で抵
抗してきたが敵う筈がなかった。母は泣きながら声を押し殺していたが母も久
しくしていないところをイカされたばかりだったので理性が踏ん張っていられ
たのはホンの僅かなひと時だけで、甘い声を発しては全てを受け入れてくれ
た。

盛りの憑いた猫になった母はそれからと言うもの自ら求めて来た。「他所の
お嬢さんに手を出さなくても済む様に」と其れらしい言い訳をしていたが、本
音は別のところにあったに違いない。
　母に内緒で彼女とも半年くらい続けていたし、他に３人の同級生ともしてみ
た。３人は揃いも揃って自分から言い寄ってきたが、処女だったので手がかか
って面倒で、みんな１回きりで終わったが、同級生４人とも発育途上だったの
でスタイルで母に敵う子は１人も居なかった。秘部の締め付けにしても母は最
上で、未だに母以上の女性に巡り会っていない。
　母との関係は２０歳の冬まで続いたが、終わりは唐突に訪れた。大学進学し
ていたＡ先輩とＢ先輩が再び母を求めて来る様になっていたのは自分も知って
はいたが、母は自分にその事を告げて、自分との関係を続けながらＡ先輩Ｂ先
輩両方とも別々に関係を持ち出していた。
　先輩達が母の身体に魅了されるのは不思議じゃないと自分が１番理解してい
たものだった。そんなある日、Ｂ先輩と母がホテルから出てきたところをＡ先
輩に見られてしまう事件が起きた。ダブルブッキングしていた母のスケジュー
ルだったが、時間をずらして同じホテル前で待ち合わせをしていたところ、運
悪くＡ先輩が１時間勘違いしてきていたのだった。先輩達は喧嘩になり、止め
に入った母がどちらかに突き飛ばされ、頭を強く打った弾みで植物状態になっ
てしまったまま、１年後に他界してしまった。母らしい最期だったのかもしれ
ない。