友人親子と俺の母親と四人でカラオケで唄いまくる。
唄い疲れた頃に友人がスローな曲だけを流し母親を踊りに誘う、照れながらも母親は友人に手を取られ、ボックスの狭い中で身体を寄せ合う。
俺と友人の母親は、二人を見上げたままシートに座って居る、音楽が響く中で身体を寄せ合いながら耳元で話をして居る会話は聞き取れない。
時折、笑みを浮かべる母親‥曲の後半に成ると俺達の方を、チラッと見た後に友人の首に両手を回して行く。
友人の手は母親の腰を抱えた、更に身体を密着させる二人。
友人の母親は見てられないと言った様な素振りで下を向いてしまう。俺は、そんな友人の母親の手に、そっと手を伸ばしてみた。
膝に置かれた手が、ピクリと動くが避ける様子は無く俺は置いた手に少し力を込め握って行った。
俺が握った手を隠すように、もう一方のてを重ねて来る、友人の母親に顔を近付け
「次は僕と踊って下さい」と言ってみる。
「踊りなんて知らないから私には無理よ」
友人の母親が返して来る。
俺は片手で友人の母親の手を握ったまま次の曲を選曲した、曲が終わり母親と友人が離れると「次が入るから」と俺が言い、小さなテーブルをグイッと角に押しやった。
「さっ!おばさん」俺が手を差しのべると困った表情で立ち上がる、曲が始まると同時に俺は友人の母親を抱き寄せた。
困惑した様子で棒立ちになる、おばさん。
「向こうみたいに僕の首に手を回して下さい」耳元で言う。
完全に身体を密着させた俺は片足を、おばさんの脚の間に静かに割って入れた、抱いたまま身体を反転させる時に割り込ませた脚を軸にする、その度に、おばさんの股間に強く腿を押し付けて行った。友人と交互にスローな曲ばかりをかけ踊り続けた。
頬を密着させ動かす、おばさんは相変わらず言葉少なめだが、確実に興奮して来たのが分かる、俺は頬をズラす振りで唇を、おばさんの唇に近付けた。
顔を叛け逃げる、おばさん。俺は身体を反転させ「向こうを見て」と耳元で言う。
さっきから母親と友人はキスを繰り返していた、母親は既に俺の存在を忘れたかの様に友人とキスを繰り返す。「あ~ぁぁ」向こうを見た、おばさんの唇から吐息みたいに声が洩れる。俺は再び、おばさんにキスを迫った、固く閉じた唇に唇を軽く重ねる行為を何回も繰り返した。
何度目かのキスをした後に唇を離そうとすると一瞬、おばさんの唇が俺を追いかけて来た