あの物静かで控えめな母親が、あの様な声を上げるとは信じられ無かった。母親は、まさか俺が帰って来るとは思わなかったのだろう!親父もゴルフで帰りは夜になる筈。
玄関の鍵を忘れて出た俺が縁側の方に廻ると濡れ縁の所に見慣れぬスニーカーが一足、リビングに衣服が脱ぎ散らしてあり、俺はテラスの窓を静かに開き中の様子を伺う。
リビングの隣の和室の襖が半開けに成っており、そこから母親の脚が忙しなく動くのが見える、明らかに性交中の淫らな音と母親の荒い呼吸に混じり喘ぐ声。音を立てぬようにガラス戸を閉め気付かれないようにリビングの端から和室の中に視線を向ける、母親は両足を担がれ母親の淫部に顔を埋め淫らな音を立て舐め続ける男。
襲い来る快感に堪えるように畳に爪を立て悶える母親。
「おばさん…おばさん。」若い男の声。
「ア~ァァ~。いぃの、気持ち…ぃいぃ~」母親は顔だけを浮かし舐められている股間を見ながら、快感に歪んだ表情で喘ぐ。
「おばさん、入れたい…もう入れたいよ」
「いいわよ…おばさんも欲しい…来て!来ていぃのよ」
若い男は、そのまま母親の身体を這い上がるように身体を擦り上げて行くと、いきり勃った物を淫靡に絖った母親の淫部にあてがって行く、母親の指が若い男の物を導き祕肉の襞を押し開くように先端を導き入れて行く。
「ァア~ッ。入って来るよ…もっと来て~ぇ」
母親は男の背中を両手で掴みながら開いた両足を宙に浮かし喘ぎ声をあげる。
「あっ。あっ。おばさん…気持ちィイ」
両腕で自分の身体を支えながら男は必死で腰を動かす。
「あ~っ!だめ…出そう」
「も もう少し待って~ぇ。おばさんも逝きそう…ァア~気持ちィイ~ィ」
男は歯をくいしばって射精を我慢してるのだろう、短く呻き声を上げ続ける。母親の催促の声に腰を振るのが激しくなり、大きな声と同時に最後のひと突きで淫部を密着させ、呻き声に合わせるように擦り合わせている。
男の射精が続く間、母親は男にしがみ付き悦びの声をあげ続ける。暫くして男が母親から離れる、俺は壁の陰に身を隠す。男は何と隣の高校生だった。
母親は汚れた股間を拭き取ってやり、二人は身支度を整え始める。普段では想像も付かない母親の羞恥に満ちた素振り、着替えの終わった母親を抱きしめ唇を重ねる男、母親の鼻から洩れる刹那さそうな喘ぎ。男が帰った後リビングのソファーに座り余韻を感じて居るのか甘いため息を洩らす。
靴を手にした俺は、一旦ここから