自分は1990年生まれ(現34歳)生まれは東北地方の集落です。
実家の家業は農家なのですが、冬は猟師、それ以外の季節は自分達の田畑を守る為に有害鳥獣駆除もやっている猟農一家でした。
実はこの集落には変わった風習がありまして、まずどこから話すべきか。
まず警察権力が介入しにくい風土であった。(過去形)というところです。
自分が生まれる前の話です。
村には凄腕ハンターの健さんという人が居て、その人が酒飲んで夫婦喧嘩し奥さんを引っ叩いた時に警察が家の中まで介入してきたそうです。
それから警察は酔っ払った健さんから、「乱暴するようなモンに鉄砲はもたせられん!」とか言って健さんからライフルを取り上げた事があったとか。
それから健さんの奥さんも警察に何度も頭を下げに行き「あんときは暴行なんかやないから、堪忍してください、夫に鉄砲返してください」と懇願したのですが、それでも警察は健さんにライフルを返却しなかったとか。
ライフルを無くした健さんは意気消沈。そして健さんがヒグマ猟に出れなくなった事で健さんの田畑はヒグマに荒らされはじめ、とうとう健さんの奥さんが「わたしさえいなきゃ、もぅ殴られることもないけん。夫に銃を返したってくださいませ」って書き置きして自◯したんです。
その一件があって地元の集落は警察権力を毛嫌いするようになり、村の治安は猟師を中心とした自警団が治安を守る事になったとか。
そんな感じの集落だったもので、子供の頃からは「悪い事をしたら警察つかまる。警察捕まったら鉄砲持てなくなる。鉄砲持てなくなると生活できなくなる」という理由で教育されてきたような部分があったと思います。
ですから中学の時や高校の時にカツアゲされた事に対する報復で他校に攻め込んだ時も地元自警団が顔を出し「強いモン同士タイマンで勝負せぇ」とか介入してきたのを覚えてます。むやみやたらと喧嘩したら警察が出てくるからという理由でです。
そのような感じで時代背景もありましたが、荒々しい猟師が集落の頂点に立つ事により一部の治安は守られましたが、同時に酒、博打、女といった事に関しては今では考えられないほど乱れていました。
ですがそんな風潮を当然だと信じて育った自分達は小学校高学年にもなれば、大人の猟師について罠を自作するのを手伝ったり、罠の設置、捉えた獣のとめさし(トドメ)獣の解体など銃器に関する事以外ならなんでもやらされました。
初めて罠にかかった小鹿を鉄パイプで気絶させ、動脈に刃物を入れた時の体感は今でも忘れられません。(良い意味で)
そしてここから本題なのですが、自分達の集落の成人式は18歳でした。それには理由があって、銃猟は20歳から。罠猟、網猟は18歳からと法令で定められてます。
自分達は「成人」になる為にこの時ばかりは狩猟免許の為に必死に勉強をしました。それには理由があるからです。
その理由とは、自分達の集落では、国家資格の狩猟免許(罠)を取得し、自作の罠を作成し、自分一人で罠を設置し、シカやイノシシの成獣を捕獲し、自分一人で運搬し、自分一人で解体する。すると集落の中では成人とみなされるのですが、これには大きな特典があったのです。
一人で捕まえて解体した肉をお目当ての子がいる家に届けると、その家の子との交際が認められるという集落の掟だったのです。早い者勝ちだし、求められたほうは断る事は出来ません。
だから自分達のような猟師の息子は思春期くらいになると、仲間内で「成人したら俺、あの子いくから」「俺はあの子や」と好きな女の子がかぶらないように意思疎通し始めるのです。
すると、誰それが誰それを狙ってる。という噂は広まっていき、それが相思相愛なら二人にとって成人となるのが楽しみとなるのです。
ただ自分の場合は相思相愛ではありませんでした。自分が狙ったのは黒木メイサと振り二つのミヤビちゃんでした。選んだ理由は単に村一番の美人だからです。
ですがミヤビちゃんは男手ひとつに育てられた事もあり性格は極めて凶暴。集落の中の女番長という立ち位置でした。
本人も猟師なんかと付き合う気持ちはサラサラなく、「アタシは東京いって美容師するんじゃ。誰が獣臭い猟師なんかと!!」と普段から言ってるような子でした。
月日は経ち18歳となりました。それから集落の猟師の家庭の成人予定男子は同じ日に試験会場へと向かいます。午前中の筆記試験、午後からは実技試験でしたが子供の頃から猟を手伝ってる自分達は課題でもない全ての罠の構造や特性に精通しており狩猟鳥獣や非狩猟鳥獣の判別もパーフェクトでした。
試験官も顔馴染みの連中も多く、「お前らは実技はええから法令だけは落とすな」と言われてた程でした。
試験終了からしばらくして当然のように合格通知が家に届きます。それから自分はジャケットに光り輝いて見える「猟」のバッジを胸につけ、予め用意していた手製のくくり罠を使って山に挑みました。
それから罠を設置して6時間おき(本来は二日おきで可)罠の状況を調べに行き、そして3日目にしてオス鹿がくくり罠にかかっていたのです。
それから私は暴れるオス鹿と格闘し、脇腹を角で刺されながらもなんとか仕留める事に成功し、後は自力でシカを引きずって集落まで戻ったのです。
周囲からは「やったな!と称賛され自分は鹿の皮を剥ぎ解体し、背ロースの部分を手土産にミヤビちゃんの自宅に行ったのです。
義父さん「お前か。やったのか。」
自分「はい」
義父さん「ワシは用事があるけぇミヤビに相手してもらえ」
自分「は、、はい!」
義父さんも集落の猟師。真新しいバッジをつけた私が肉を持ってきた意味を理解しています。また、この後何が行われるかも知っています。義父さんは義父さんなりにラブホテルもない環境、自らが出かける事で自分とミヤビちゃんの空間を用意したのでした。
自分「ミヤビー。あがっぞー」
セーラー服姿で現れるミヤビ
ミヤビ「お前かよ。なんできたん?」
自分「肉もってきたよ」
ミヤビ「アンタそげな肉もってきてあたしとヤレると思ってんの?」
自分「あぁ。掟だからな。」
ミヤビ「・・・獣だけやなくアタシの事も傷つけるんやね」
自分「そうだな。そうして生き抜いていくのが猟師や」
ミヤビ「!!脇腹から血でてんぞ!」
自分「さっき刺された。シカに」
ミヤビ「手当せにゃあかんだろ、こっちこいよ!」
自分「あぁ、、助かる・・・」
ミヤビ「血はようでとぅけど傷は浅いわ。消毒して圧迫止血したから。後で医者に診てもらえ」
自分「おめー濡れてっだろ?」
ミヤビ「はぁ??」
自分「今からオトコとヤルんだゼ?濡れねー訳ねーったろ?」
ミヤビ「濡れてねーよ!」
自分「じゃ確認すっぞ?濡れてないならあきらめてやる」
ミヤビ「確認するってどぅやって!!」
自分「こうするんだよ!」
ミヤビ「やめれ!やめ、、!!!おい!!」
自分「・・みろやこのパンツ。シミついてるべや?」
ミヤビ「オンナのカラダは勝手にいろいろ出るんだよ!」
自分「処女か確かめてやる。お前のこった既にオトコ知っとる可能性あるけんね」
ミヤビ「触るな!やめれ!!!」
自分「濡れてはおるけど処女みてーだな。硬いわ」
ミヤビ「あたりめーだ!!」
自分「ミヤビ。俺はお前の事が好きやった。前から決めてたや。ミヤビに肉もっていくて。で、今日が来た。後はお前の返事待ちや。5分だけ待っちゃる。」
そして自分はズボンのベルト、チャックだけ外しゴロンと床に寝そべりました。
カチコチカチカチ。時計の針の音だけしてました。
4分50秒経過。(ミヤビは無理か・・・)
ミヤビ「馬鹿!」
するとミヤビは自分のムスコ取り出し、一気に口に入れていきました。
ミヤビが自分の想いに応えてくれたという喜び、そして(ふぇらちおってこんな気持ちいものがや!!)と初めての感覚に緊張しました。
ミヤビ「オメーも働け!」
そういうとミヤビは私の顔をいきなり跨いできてアソコ舐めろと顔にワレメを押し付けてきました。
自分にとっては初めて至近距離でみるオンナのアソコでした。(なんてリアルなんだ)とこれにも驚愕しました。
そしてシックスナインと呼ばれる形をすると、ミヤビは「あぁあんっ!!」とひどく可愛らしい声を出していたのが脳裏に焼き付いてます。
自分「いれっぞ」
ミヤビ「・・・うん」
そして寝ているミヤビの足の中、自分が近寄っていきムスコの先端をねじこみました。
ミヤビ「優しくしろよ!!」
自分「優しくしてたら入らんがや」
と、試行錯誤しながらなんとか挿入。この時の普段は男まさりのミヤビも不安と恐怖でガクガク震えておりました。
そして自分の成人式は無事終了。
で。現在のカミさんもミヤビちゃんのまんまです。
現在、自分は東京でサラリーマンやってます。ミヤビは夢を叶え美容師やってます。他の仲間は地元で猟師やってるヤツも居るみたいですが。
あれから自分達の集落も時代の流れ、インターネットの導入、猟師の高齢化、若者離れで昔のような独特の雰囲気はもうありません。
我が娘を差し出しても若手猟師を確保していくという集落の文化も時代の流れには勝てなかったみたいです。
今ではひっそりとした寒村でたまに鉄砲の音が聞こえるような状態です。
つい先日、実家にミヤビを連れて帰郷し久しぶりに有害鳥獣駆除を手伝った事で昔を思い出しました。
以上です。