私は現在五十才、女房子供もいます。
男性も女性も、初めてのセックス、忘れられない思い出だと思います。
こんなオジサンの話で良かった聞いて下さい。
私は秋田の田舎の出身、高校出て卒業するとき、憧れの大東京に就職することに決めました。
親の勧めもあって、私は普通のアパートではなく、アパートみたいになっている下宿に住むことになりました。
アパートの敷地内に離れがあって、そこが食堂、賄い付きアパートになってました。
食事を作る、五十代の女性二人が働いてました。
里子さんと与史子さん、里子さんは未亡人で、与史子さんは家族持ちのため、里子さんの手伝いを与史子さんがする感じでした。
ですから里子さんは、その下宿の管理人みたいな仕事になってました。
田舎から出てきた私を里子さんは可愛がってくれました。
里子さんは田舎の母とは違い、都会の美人熟女、そんな感じでした。
田舎の母より年上なのに、里子さんの方が若く見えました。
与史子さんは住民、私も含め、一線を引いたような態度でした。
一年ほどたち、私はある思いが頭にこびりつくようになりました。
里子さんに初めての人になってもらえたら、です。
大東京です。
ソープとかの風俗でやろうと思えばできるんですが、なんかそうゆうとこで初体験するよりは、里子さんとがいいな、そう考えたのです。
住民の中で、私を弟のように可愛がってくれてた男性に、お酒もちょっと入っていたこともあり、その考えを話してしまいました。
その男性は冗談だと思ったんでしょう。
まだ二十才なったばかりの若い私が、五十も後半に差し掛かる人を初めての女性にしたいなんて、普通なら冗談です。
だからその男性は、里子さんにそのことを喋ってしまったんです。
里子さんは冗談とは受け取らなかったようです。
田舎もんの好青年が、そんな冗談言うわけない、そう受け取ったようです。
里子さんに喋られてるなんて、夢にも思ってない私、日曜、休みでゴロゴロしてた私、里子さんも日曜は休みなのに、部屋に来たんです。
びっくりしました。
そこで私は初めて、男性が里子さんに、私が喋ったことを聞いていることを知りました。
本気なのかを問いただされました。
私は本気だと答え、なぜ私が風俗とかに行かないかを話しました。
風俗に行って、どこともわからない女性と経験するよりは、そんなことを話しました。
里子さんはわかった、けどしばらく猶予が欲しい、そう言って帰りました。