初体験は中1のとき、近所の大学生でした。
うちの街はけっこう田舎で大学へ進学する人もあまりなく、居ても通学に不便
なので多くの人は外へ出ます。
恵美さんは、実家がパン屋で夜よく店番してました。
昔からの顔なじみですが、歳が離れているので、せいぜいお会計のときしか言
葉を交わしたことがありません。
そんな恵美さんと接近したのは、彼女が夜中にお店兼自宅の前で天体観測して
いたことでした。
女性が大型の天体望遠鏡で夜空を見ている・・・不思議な風景でした。
たまたまパン屋の自販機で飲み物を買いに行ったときに、恵美さんを見かけて
声をかけました。
「ねえ?何が見えるの?」
恵美さんは、急に声をかけられたのでびっくりしてましたが、僕に優しく天体
望遠鏡の話をしてくれました。
恵美さんは、内向的というか当時の大学生にしては本当に地味な感じで、お世
辞にも美人というわけではありませんでしたが、すごく優しい人でした。
あまり社交的じゃないので、僕が初めて趣味に興味を示した友達と言ってまし
た。
恵美さんの部屋は天体や宇宙、地理学に関する本がいっぱいで、当時から理系
に興味があった僕は恵美さんの部屋に週末のたびに遊びにいくようになりまし
た。
パン屋のおばさんには勉強を見てあげると、いってふたりきりで部屋にいると
時々お店からケーキの差し入れがあったりしました。
その日も、恵美さんの部屋で雑誌を読んでいると、おばさんから店番を頼まれ
て階下へ降りていきました。
ひとりで部屋に残されると、やっぱり女性の部屋というのもあって普段から気
になっているところを探索しました。
もちろん下着なんかも・・・恵美さんは太った感じはないのですが、すごく大
きな胸でいつも気になっていました。
タンスを開けたときに、洗濯された下着のいい匂いに僕は恵美さんにすっかり
女性を感じてましたが、タンスの隅の小箱に気が付きました。
封が空いたコンドームの箱でした。
恵美さんに彼氏はいないと思ってたので、けっこうショックでした。
1時間ほどして恵美さんが戻ってきたときに、なんとなく聞いてみました。
「恵美ちゃん、彼氏いるの?」(ちゃんづけでよんでました)
「えー?なんで?いないよぉ」と恵美さんは笑ってました。
僕はもやもやしながら、そっかーとだけいったんですが、その態度に恵美さん
が不満なのか
「何よ、急に」と不審がってました。
僕は冷静に努めましたがが、恵美さんがあーというと、自分の引き出しとか学
校へもってくカバンとかゴソゴソ確認しました。
「何、なんか見た?」僕はそっちは見てなかったのですが、恵美さんの秘密が
あったのかもしれません。
首を横へ振ったのですが、ジトーっと僕を見る目が変わりません。
下着を漁っていたことを気取られまいと、逆に恵美さんに尋ねました。
「それ、何かあるの?」と引き出しを覗くと、大学ノートが見えました。
恵美さんは引き出しを締めて、なんでもない・・・と隠してしまいました。
お互いになんだか気まずくなり、言葉も出てこなかったのですが、恵美さんが
ようやく言葉を出しました。
「ホントに彼氏いないから。誤解しないで。あのね、大学生がさ・・・中学生
好きになるって変?」
ドキンとしました。
恵美さんは俯いて僕の返事を待ってました。
「ううん、おかしくない」とそれだけ搾り出すのがやっとでした。
「ホントにわかってる?好きって・・・セックスだって」
そこまでしゃべると恵美さんは黙ってしまいました。
「恵美さんは、あるの?したこと」というと、顔をあげて僕を見ました。そし
て首をゆっくり横に振りました。
また俯くと、「昔、ちょっとだけ・・・エッチなことしちゃったけど・・・本
当にバージンだから・・・信じて」
僕はポケットから先ほどのコンドームの小箱から拝借した、パケをテーブルに
置きました。
「ごめん、これ・・・」
恵美さんの顔がクシャクシャになって「そっか、見たんだ」と僕が知らない人
のように小さく小さくなってしまいました。
僕は恵美さんの肩を抱きしめると、恵美が顔をあげて唇を重ねてきました。
初めてのキスなのに激しくて、情熱的で、恵美さんに押し倒されると、僕のシ
ャツのボタンを外して唇を押し付けてきました。
そして僕の手は恵美さんのベルトをほどき、ファスナーをぎこちなく下げて、
下着の上から一番触りたかった陰部を探りました。
とても、熱かったです。
彼女が帰ってきたので、続きはまたあとで