義家族との体験

妹が小学生の頃から付き合いのある男の子と結婚した。
もはや公認の彼氏なだけあって向こうの家族とも親しくさせてもらっていた。
妹の旦那になる子には10歳歳の離れた姉がいる。
とても人当たりがよく、知的な印象の持ち主だけど相当な天然です。

この天然ぶりがやば過ぎて婚約破断になったくらいで、ご両親も貰い手を探すのに躍起になっている。

壮絶天然の一部を言うと、「買い物で豆苗を買うつもりが忘れたので雑草を摘んできた。」「太陽パネルの訪問営業のバイトの子と話していたら好きになっていた」など。

僕も子供の頃から知っているが危なっかしい人なので、よく妹と見かけたら変な事をしていないか見守っていた。

妹が入籍したタイミングでどうやら「自分も見習って結婚しなきゃ」と焦ったようで、まず男に気に入られる様に練習をする目的で僕を毎月2回ほど丸1日花嫁修行に付き合わされた。

一人暮らしをしていたので当然彼女の住まいで過ごした。

天然ぶりは補正不可能なほどクセが強く治しようがなかった。
少しずつイライラしてきていて、頭に血が昇った時に「結婚するためのトレーニングって言うなら男が喜ぶ事しないと。」と押し倒した。

しかし抵抗はなく「頑張る！」と言って精一杯の奉仕をしてくれました。