田舎から自宅に帰ると、母が「ぎゅっ。」
って抱きしめて離さない。
いったん母を、離した。
「親父、おふくろ、只今帰りました。」
って姿勢を正し挨拶をした。
「賢治、お帰り男らしく、キリッとしたな。
少し背高くなったか?
猫背直ったからか。」
「ケンちゃん、おかえりなさい。」
って母が、また
抱きついて離れない。
母は、泣き顔だった。
僕は、猫背なくなった分母よりも身長的には高くなっていた。
「おふくろただいま、そろそろ離してください。
さすがに痛いよ。」って母の頭を撫でた。
「そうそう女性の接し方も、仕込まれたかなぁ。
まあ風呂でも、入ろう。」
「はい。」
父と脱衣場で、裸になった。
「おっ、やはりふんどし生活だったか。
かなり逞しくなったな。」
「最初は、恥ずかしかったけど慣れました。
慣れると楽です。」って風呂場に入った。
「おっ皮剥きは、しっかり練習したんだぁ。」
「はい、常に布地でも擦れるとあれ出ちゃう。」
「あれも、出てくる様になった。
すっかり男になった。
父親としては、嬉しいよ。」
「あのぅ、私も一緒にぃ。
入っても、良いかしらぁ。」
「どうする?」
「構いませんよ。」
「久しぶりの家族風呂だ。
入って来なさい。」って母も入って来ました。
女盛りの母の身体を見て、ちんこがムクムクと勃起した。
「おう、勃起する様にもなったのか。
もう男の子は、卒業だな。
しっかり剥けてる。」
「あらぁ、ケンちゃん変な日焼け後ねぇ?」
「うちの家系は、男はふんどしなんだ。
私も、子供の頃同じだった。」
「それにこれっ(゚∀゚)」って僕のちんこをいつもどおり右手で触った。
「私と同じくもう男だ。
君がそろそろ子離れしなさい。
賢治は、もう幼い男の子ではなくなった。」って左手で父のちんこを触った。
父と僕のちんこを触り始めた。
我が家では、母が触る事をスキンシップと割り切っていました。
母の男の性器に執着する異常さは、愛情の表現です。
父は、息子の僕に及んでいる事も、知っていた。
まあ父息子だけなので、咎めはしていなかった。
なぜならは、異常な潔癖症です。
母と外出先すると、電車などでは隣に男性が座ると立ち上がってしまう。
幼い男の子でも同じだった。
自身の身体に、触れる事に許すのは、父と僕だけだった。
それと母は、外食は苦手だった。
自分専用の箸やナイフ、スブーンを持ち歩く。
どんな理由なのかは、父も話してくれなかった。
なんとなく聞けなかった。
子供心にも、変わった人と思っていました。
他の事は、普通?
知っている限りでは、周りの人と変わらなかった。