兄貴夫婦の家に居候していた時期があった。28歳から30歳まで
の頃だ。
もちろん俺は独身で、カノジョはいなかった。朝遅く出社して、夜
遅くに帰ってくる毎日だったせいだ。
そんな俺にとって、兄嫁の茂子を近くでじっくり見るのは兄夫婦の
結婚式以来であり、ある意味、物珍しかった。
どちらかと言えば茂子は痩せ型だが、腰はしっかりとくびれており、
貧乳に近い胸も俺好みだった。兄弟の好みは似ているようだ。
だが、兄貴の嫁に手を出すことは流石に考えられなかった。
ある夜、深夜にトイレへ行こうと、そっと階段を降りかけると、兄貴
夫婦の寝室の方向から、声をかみ殺すような兄嫁のヨガリ声が小
さく聞こえてきたことがあった。
(あの兄嫁が……)
俺が兄嫁の茂子を女として初めて意識した瞬間だった。
それ以来、俺の兄嫁を見る目は変わった。どうしてもあの夜の兄
嫁の姿態を想像してしまうのだ。
家族で一緒に食卓を囲んでいるときも、兄嫁が頬張る顔を盗み見
したこともしばしばだった。
一方、兄嫁も女の直感からか、俺の視線を感じているらしいことは
ほぼ確実だった。時々目が合ったからだ。
そんなある日の朝、寝床でウトウトしていた俺の耳に、兄貴が「出
張中は吾郎のことを頼む」と兄嫁に言っているのが耳に入った。
(兄貴は出張なのか?)
その時、俺は良からぬ妄想がむくむくと心の中にこみ上げてくるの
を感じた。兄貴夫婦には小学生の子供が二人いたが、子供たちは
学校に行ってしまうから、俺が会社を休みさえすれば、兄嫁と二人
きりになれるのだ。
そう思いたつと、俺は急遽会社を休むことにした。もしチャンスを作
れるとしたら、今日しかない。俺は携帯で会社に電話した。
俺がいつまでも階下へ降りていかないので、兄嫁が様子を見にき
た。ドアの向こうから声をかけてくる。
「吾郎さん、大丈夫? もう朝よ。会社へ行かなくていいの?」
俺は聞こえていないフリをして、ベッドに寝ていた。そして、掛け布
団をはだけ、パジャマの下を脱いで、ビキニ型の黒パンツだけにな
った。朝立ちで俺のイチモツは破裂しそうにまで膨らんでいる。
(これを兄嫁が見たら、目がクギ付けになるだろう)
俺は自信があった。
心配になったのか、兄嫁はそっとドアを開け、俺の様子をうかがって
いるようだった。
なおも「吾郎さん! 吾郎さんったら」と言って、俺のそばに近づいてき
たようだった。
(俺のマラは茂子のことを想ってギンギンだよ)
俺は兄嫁にそう言ってやりたかった。
ベッドの脇まで来た兄嫁は、今度は黙っている。
この沈黙はパンツの中の俺のチンボを想像しているからに違いなか
った。正常な好奇心の持ち主ならそのはずだ。
「あ~あ」俺はワザとらしく欠伸をして、ようやく気づいたフリをした。
兄嫁は黄色いノースリーブのTシャツに、白いスカートを履いていた。
俺の下半身から慌てて目をそらした兄嫁は、窓際に行ってカーテン
を開け始めた。
(これはやっぱり、俺の勃起を見ていたな)
そう確信した俺は、パンツ姿のままでベッドから起き、兄嫁に近づい
た。兄嫁は何か危険なものを感じたのか、逃げるように移動した。
「吾郎さん、ちょっと何か履いてよ!」
俺はその言葉を無視して、パジャマの上着も脱ぎ捨て、ビキニパン
ツ一丁になった。
「ちょっと! もう……」
俺はこのまま抱きついたのでは、確実に拒絶されると思った。
それで、急にめまいがして立っていられないという風を装った。
とっさにしては良い考えだった。
「ああ……」
俺はまたフラフラとベッドに倒れ込んだ。
「ちょっと、どうしたの? 大丈夫?」
兄嫁は俺を介抱するようにベッドに駆け寄った。
俺はチャンスとばかり、兄嫁をベッドに引きずり込んだ。
「あっ!」
兄嫁はまだ何が起こったのか、わからないようだった。
横たわった兄嫁の身体にのしかかった俺は、夢うつつかのように
演技をした。
これでは、兄嫁は抵抗すべきなのか、俺の具合が悪いだけなの
か、区別がつかないはずだった。
「ちょっと! 吾郎さん! 私よ! 茂子よ!」
俺が兄嫁を彼女か何かと間違えている可能性を信じたのだろう。
そんなはずはないのに。
俺は夢遊病のように振る舞い、兄嫁の唇を奪った。
兄嫁の抵抗は激しかったが、大声は出さない。
俺は腰で兄嫁の股をこじ開け、硬いペニスを兄嫁のパンティの上
からゴリゴリと押し付けた。スカートはめくれ上がっている。
兄嫁の唇を懸命に塞いでいると、次第に兄嫁の抵抗が弱まってき
た。
子供ではないから、俺が何をしようとしているのか分かったのだろ
う。
兄嫁が涙を流しているのは感づいたが、今更やめられるものでは
なかったし、兄貴に何を告げ口されるか分かったものではない。
ヤルしかないのだ。
俺は片手でパンツを脱ぐと、硬いペニスに唾を付け、兄嫁のパン
ティの隙間から抉じ入れると、オマンコに挿入した。
「お姉さん、好きだ!」
俺は言い訳のように口にすると、腰の律動を強めた。
そして、Tシャツの下からブラジャーへ手を伸ばし、その下の小さ
な乳房を揉んだ。
そうやって、唇を塞ぎ、乳房を弄り、チンボをオマンコに抜き差しし
ていると、兄嫁は次第に喘ぎのような吐息を漏らし始めた。
もはや和姦だろう。
俺は兄嫁の茂子を、駆け落ちしてもいいくらいに思っていたから、
遠慮せずに中出しするつもりでいたし、実際にそうした。
俺が射精した瞬間、兄嫁は全てを悟ったような表情になった。
俺が兄嫁の上から身体を下ろすと、兄嫁は無言で立ち上がり、
スカートを直して階下へ降りて行った。
兄嫁は自殺するような度胸はないだろうが、兄貴に告白する可
能性がないとは言えなかった。
俺はそのままの姿で階下へ降りていき、台所で多分俺の食事の
用意を始めた兄嫁の後ろに近づき、スカートの上から再び大きさ
を回復したチンボを兄嫁の尻に押し付けた。
兄嫁は抵抗せず、俺のなすがままにしている。
(本気では怒っていないな)
そう達観した俺は、時間を置かずにもう一度犯すことにした。
向こうを向いたまま支度している兄嫁のスカートを後ろからめくり、
パンティを下におろすと、後ろからペニスをオマンコに挿入した。
さっきまで濡れていたオマンコなので、スッと入った。
兄嫁は「うっ」と口に出したが、抵抗はしない。
俺は兄嫁の向きをくるりと変えさせ、膝まづかせた。
俺のチンボを咥えさせるためだ。
何を求められているのか理解した兄嫁は抵抗なく口に咥えた。
俺は兄嫁の頭を押さえ付けて動かないようにし、チンボを口に
出し入れした。
十分間もさせたろうか、俺は頃合いを見て兄嫁の口内で射精
した。精液が二度目の射精とは思えないほど大量に出た。
俺は兄嫁が支度してくれた朝食を終えると、兄嫁に「片付けた
ら上に来いよ」と命令口調で兄嫁に言った。
ベッドでタバコを吸っていると、兄嫁が再び二階に上がってき
た。もう泣いてなどいない。
黙ったまま、俺は兄嫁をベッドに倒し、今度はTシャツやブラジ
ャーを外させし、スカートやパンティももぎ取って、じっくりと兄
嫁の体を弄んだ。
いきり立った俺のチンボは疲れを知らず、兄貴の女を征服した
という優越感、人妻を寝取るという背徳感から、子供達の下校
時刻いっぱいまで兄嫁の茂子を犯しまくった。
汚い尻の穴まで舐めてやったせいで、茂子はすっかり俺に隷従
する気持ちになったようだった。
散々やったのに、子供らも交えて夕食を取り終わると、俺はまた
茂子を抱きたくなった。
子供達の前で何食わぬ顔をして清ましている茂子を見ていると、
なぜか、こいつの仮面を引っ剥がして、素顔をさらけさせたいとい
うドス黒い欲望が頭を持ち上げてくるのだ。
「子供たちを寝かしつけたら、また上がって来い」
そう茂子に耳打ちすると、俺は二階に上がり、今度はどうやって
茂子を責めてやるかを考えるのに余念がなかった。
その夜の10時過ぎ、ベッドで横になっていると、茂子が階段の
音を忍ばせながら、二階に上がってきた。
(こいつは今、どんな思いで上がってきたのだろうか)
俺はSっ気な気分で茂子の顔をじっと見ていた。
「こっちに来て、咥えろよ」
俺は茂子に冷たく言い放った。上下関係をはっきりさせなくては
いけないのだ。
俺たちは対等でもなんでもない。上下なのだ。
裸にひん剥いた茂子をベッドに横たわらせると、俺は上にまたが
り、茂子の口に怒張したものを含ませた。
「いつまでも硬いままね」
茂子はそう言って、目を閉じたまま、俺のチンボを愛おしそうに
しゃぶリ始めた。
(女なんて、簡単だな。やれば思い通りだ。)
俺は自信満々だった。
兄貴が出張から帰ってくるまで、俺と茂子は夫婦も同然の性生
活を送った。
毎夜、俺のベッドの上で茂子をのたうち回らせたのだ。
名前は「姉さん」から、気づくと「茂子」と、呼びすてになっていた。
子供達の目を盗んでは、物陰で茂子のスカートの下を弄ったり、
尺八をさせたりして俺は愉しんだ。
茂子はまるで性奴隷のように従順だった。
尻の穴以外の全ての穴をチンボで貫いた。
日に一回は口内射精をし、二、三時間はオマンコにチンボを挿入
したままだった。
兄貴が帰ってくるまでの五日間で、兄嫁の体は完全に変わった。
案の定、兄貴が帰ってきてからは、夫婦でセックスを巡って諍い
が度々あったようだ。茂子が兄貴とのセックスをしばしば拒み、反
応も少なくなったので、兄貴は不満を抱いたのだ。
会社が家から近かった俺は兄貴よりも圧倒的に有利だった。
兄貴や子供らが出かけてからでも、茂子と一線を交えることなど、
簡単なことだったのだ。
昼休みにすら、家に帰ってヤッたこともあった。
夜も、兄貴が寝入ってから茂子が二階に忍んでくることさえ強い
てやった。
茂子が声を漏らさぬように快感に耐えているのを見ては、強い征
服感を覚えた。
それにセーラ服も着させてヤッた。制服は通販で買わせたのだ
が、そういう場合にも同居は好都合だった。
コンドームはほとんど付けなかった。全部中出しだ。
妊娠して堕ろせなかったら、駆け落ちしても良いと思っていたから
平気だった。危険日で、どうしてもと茂子が懇願するときは、仕方
なく口内射精でフィニッシュした。
茂子はもう丸ごとセックス人形のようなものだった。
俺は茂子だけでは物足りず、次第に外の女にも手を出すようにな
った。会社のパートの人妻やアルバイト女子学生などだ。
しかし、茂子ほど体の相性が合う女には出会わなかったので、茂
子が優先だったことは確かだ。ただ、茂子が生理だったり、風邪を
引いた時などは他の女で済ませざるを得なかった。
でも結婚する必要は全く感じなかった。兄嫁は実質的に俺の女房
でもあったからだ。
もともと兄貴とはそれほどセックスする関係ではなかったらしく、兄
貴は茂子を「セックス嫌い」と考えていた節がある。
だから、俺と茂子との関係に気付くことはとうとうなかったのだ。
だがある日、何を思ったのか、兄貴が女性を紹介すると言う。
上司の娘らしい。
俺は茂子との関係が兄貴に知られているかもしれないという本能
的な恐れから、その縁談を無下に断ることはできなかった。
茂子は兄貴に隠れて、不満顔を俺に見せてきたが。
そうこうしている内に、茂子が妊娠していることが分かった。
茂子はお腹の子が俺の子であることを確信しており、産みたいと
言ってきかなかった。
兄貴はもちろん自分のこと信じている。よく考えれば妊娠するはず
などないのに。茂子がうまく誤魔化したのだろう。
そうなると、俺は途端にセックスに不自由するようになった。
激しくやれば流産の恐れだったあるのだ。止むを得ず、茂子の口
マンコで処理するしかなかったが、不満が残った。
兄貴が紹介する女性と一度会う事になり、出かけて行った。
茂子は来る必要もないのに、嫉妬心から付いてきた。
女は陽子と言い、20代半ばの知的で色っぽい女だった。
スタイルも良く、ぜひ一発お願いしたいと思わせる女だ。
数回デートする内に俺たちは親密な関係になった。
兄貴のメンツもあるから、もはや結婚するしかなくなった。
20代の女の身体はやはり若々しく、抱き心地が良かった。
兄嫁はやはり熟女に近い身体だと言わざるを得なかった。
だが、陽子のような身体は一朝一夕でできる筈がなかった。
不審に思った俺はある日、結婚を前提に陽子の過去を告白
させた。
はっきりとは言わないものの、奔放なセックスを楽しんできた
ようだった。腹が立ったが、得心もした。お互い様だ。
陽子と結婚し、俺たちは別に家を持った。
茂子は俺の子を出産した。
もうこれで事実上終わりと思ったのだが、そうは問屋がおろ
さなかった。
茂子が俺に駆け落ちしてくれと盛んに言うようになったのだ。
そりゃあ、兄貴とは事実上レスなのだから、つまらないのだろ
う。女の身体に火をつけた俺のせいでもある。
陽子にも全てをぶちまけるとも言う。それでは全てがおじゃん
だ。
俺は一計を案じた。子供達は両親に預けて、兄貴夫婦と俺た
ち夫婦の旅行を企画したのだ。誰も正面切っては反対しにくい
提案だった。
旅の夜、兄貴には睡眠薬を盛って、早々と寝てもらった。
そして、俺と茂子と陽子は3人で、別室で宴を持った。
酔いが回ってきたところで、俺は陽子にちょっかいをかけ、茂子
の嫉妬心を煽った。
茂子の目がメラメラとしてきたところで、二人の女を裸にして、
3Pに持ち込んだのだ。
もちろん陽子も茂子も驚いたが、酒の勢いもあって、互いの目
の前でセックスに飲み込まれたようだった。
二人を交互に貫き、俺はこれで二人を征服できたと思った。
その夜を境に、俺たちは週に一度は3Pをやるようになった。
俺は満足だったし、二人の女も俺を手放したくないようだった。
しかし、毎度の3Pは刺激が強烈すぎた。
半年ほどして俺は体調不良となり、病気になった。
茂子も陽子も今は別の相手を見つけたらしく、浮気に余念が
無い。女はたくましい。