母から、父が本当の≪お父さんではない≫と聞かされたのは小6の夏。
私にとって大きな事件でした。でも私にとってお父さんは(お父さん)に
変わりはなく、同じようにこれからも娘でいたいと思っていました。
でも、どうしても、母の言葉で、父に対して以前のように≪父≫を純粋に見ていない
そんな感覚もあったのも事実です。
父から強引に求められたとき、衝撃と戸惑いと、拒絶のはざまで、抵抗しきれていなかったのは
もしかしたら心のどこかに父を≪異性≫として惹かれていたのがあったのかもしれません。
母への懺悔と娘でありたかったという後悔の念がありますが
現実は私をさらなる禁忌の快楽へ誘うのです。
親不孝な私でゴメンナサイ。