私は真紀、30歳で同じ年の主人が交通事故で亡くなってしまいました。
結婚4年目でまだ子供は居ませんでした。
主人の父と同居をしていて、自分の娘のようにかわいがってくれ早く孫の顔が見たいものだと言っていました。
でも、主人が亡くなってから1周忌が終わるころには私はこの家を出て行かなくてはいけないと思っていました。
自分の娘と思っていてくれた義父も所詮は他人なんですもの。
まだ義父も57歳と元気だったし今のうちならと思っていた矢先、義父が察したのか、
「真紀さん、まさかこの家を出て行こうと思っているんじゃないだろうな。真紀さんは私の娘と同じようなものだ。
ずっとここへいてくれ、好きな人が出来たら私がここから嫁に出してあげるから。」と言ってくれたんです。
私の両親も早くに亡くなり兄弟のいなかった私は一人ぼっちだったのです。
「お義父さん、ありがとうございます。」そう言って私と義父は抱き合いながら泣いていました。
あれから3年、私も34歳になってようやく子供に恵まれました。
今6か月の妊婦です。
もちろん60歳の義父の子供なんですが、未婚の母と言うことで届けています。
家も変わり、姓は義父と同じなので近所では術の父娘と言うことになっています。
だから今でもお義父さん、呼ぶときは義理もないので「お父さん」と呼んでいます。
しかし、一旦家に入ると夫婦同然で呼び名は「お父さん」「真紀」と変わらないのですが、義父のために食事を作り家事をこなし一緒にお風呂へ入って同じお布団で寝てエッチ三昧しています。
義父の安定期に入るまではエッチの方も我慢していたようで、6か月に入るとまた私の体を求めてきます。
どこまでご近所の方に嘘を通せるか分かりませんが今は幸せです。