義家族との体験

私は当時39歳、妻Ａ子は30歳で結婚し2年目の新婚でした。
ある日の夜に警察から妻が車に同乗中に事故に遭い亡くなった。
と連絡が入った。慌てて病院に駆けつけ霊安室で冷たくなった妻を見て茫然とした。
免許は取得してない妻が運転するはずも無く同乗して？
誰の車に乗って事故なのか警察に聞くと事故当初は夫婦と思われたが
男性の免許証から身元を調べ連絡するとご家族が居たので
ご家族から会社に連絡してもらったら会社の社員でないのが判明
調べに時間を要して午前中の事故が夜の連絡になってしまったそうだ。
また事故で救急搬送され処置もしたが損傷も酷く即◯の状態
また奥様は妊娠されてた様子ですが、この子も・・・
ちょっと待てよ。妻の妊娠なんて聞いて無いしレスとは言わないが
私は避妊はしてたので誰の子を妊娠してたんだ？
運転者の家族の連絡先は聞かせもらったが葬儀等がドタバタで
すぐ連絡は出来なかった。やっと葬儀も終わり
妻の遺品のスマホを見て驚愕した。一緒に亡くなった不倫相手の
間男のLINEメッセージの履歴は、なんと妻は私と結婚する前から
関係してたようだった。メッセージを見てたら気持ち悪くなるような
間男とのメッセージのやり取りの数々だった。
妻とのハメ撮りの画像から動画までもがいくつも有った。
警察に聞いた連絡先に電話をしてみると間男の奥さんと思われる
女性が電話に出た。間男妻も同じように間男の遺品のスマホで
不倫の事実を知ってしまったようだ。
本人達は既に死亡してるので間男妻も私も慰謝料の請求する
相手さえ居なくなってしまった。相続すれば出来ない事は無くても
間男嫁が亡くなった妻に請求したとしたら相殺の可能性も有るし
弁護士費用を払って手間も時間も掛けても報復もできなければ
些細な金額をもらっても割に合わない。
それに間男嫁も被害者の1人なので私は諦めた。
唯一間男嫁から自動車保険の搭乗者の保険金の手続きは進めさせて下さい。と言われた。
それと少ないかも知れないが出来る範囲で慰謝料を払うと言ってくれた。
報復さえ出来ないし怒りの矛先も無く行き場の無い失意のどん底だった。
仕事も休めるのは1週間程度だったので、もぬけの殻で仕事をした。
仕事が終わり自宅に帰っても家の電気は消え寂しい日々を過ごしてた。
事故から1ヶ月経過した頃に義両親と義妹B美が訪ねてきた。
とりあえず汚い部屋ですがお茶でも出すのであがって下さい。と
3人を部屋に招き入れた。葬儀が終わってすぐ義両親には
妻の不倫の事実は話してたので改めて訪問し謝罪してきた。
私は義両親にも義妹B美にも、あなた達は何も悪く無いので
頭を上げて下さい。と言うしか無かった。
荒放題の部屋を見渡す義母と義妹だった。
その翌週に義母と義妹が掃除や溜まってた洗濯をしに来てくれた。
申し訳ないと思いながらも義母とB美は甘えてしまった。
また翌週の週末になるとB美が朝から来ては掃除や洗濯に
食事まで作ってくれるようになった。
申し訳ないから、もう私の事は良いので自分の為に時間を使って。と
言ったが毎週末になるとB美は私の家に来てくれた。
いつも夜には帰るB美に１人で食べるのも寂しいから
たまには私と一緒に食べてくれませんか？と言ってみたら
笑顔で良いのですか？と返されてたので1人より2人の方が楽しいし
美味しいですよ。と私は言った。その日から毎週末と祝日はB美と食事を楽しむようになった。
そんな日々を半年も過ぎた頃にはB美と晩酌するようにもなってた。
ある日2人は飲み過ぎてしまい電車も無くなる時間になってしまった。
お酒も飲んでたので車で送る事も出来なくてB美は泊まる事になった。
酔ったB美は私に対して裏切った姉A子なんか忘れて再婚しないの？
と言って来た。私は妻が忘れられないのと言うより
上手く言えないけど人に裏切られたショックの方が大きい。
それに未だいい人はいないよ。と言うと
B美は私は絶対に裏切らないよ。和樹さん私ではダメですか？と
私に抱きついてきた。ビックリして固まってたが
私はお姉さんのやった事に対して
B美が責任を感じる必要は無いし
B美が犠牲になる必要は無いよ。と言うと
B美は犠牲になんかなってないよ。自分の意志で来てるの。
姉が結婚して貴方を見た時からいいな。と思ってたの
合う度に好きになってたの。でも姉の旦那さんを奪ったらダメと
自分に言い聞かせ我満してたの。でも今回の件が切っ掛けで
何度も会ってたらワタシは我慢できなくて
そう言うとB美は私にキスをしてきた。
私はB美をそっと１度引離し僕も正直初めて会った時は可愛いな。
と思っていた。ただ妻と結婚は決まってたので、
それ以上は無かった。でも今回の１件でB美が献身的に通ってくれて
それをずっと見てたら僕はB美に惹かれて行った。
妻が不倫したからとか他界したからと言って
乗換えるようにB美と付き合うなんて義両親にも言えなかった。
でも僕はB美が好きだ。と言ってB美を強く抱きしめた。
そして私達は今まで我満してた為か貪るように朝まで求め続けた。
B美は堂々と付き合いたいから義両親に話すと言ったので
私もB美と一緒に義両親に会いに行きました。
私から義両親にB美さんと結婚を前提に付き合いたい事を話すと
驚きもせず義母は口を開き薄々気付いてたそうです。
毎回和樹さんに会いに行ってのも知ってます。今回は泊まりましたが
それまでは必ずB美を帰してくれたので
私達は和樹さんを信頼して見守ってました。
義母は私とB美に対して本当に良いの？後悔しないね？
と念をおされ２人共本気に付き合いたい。
いずれ結婚したいと伝えると義両親は、賛成する。と言ってくれました。
ただ１つだけ言われたのは良くも悪くも元妻のA子と住んでた
マンションは引っ越してA子との物は捨てて新たにB美と住みなさい。
籍を入れるのは元妻A子の一周忌を済んでからにした方が良い。
と言われ翌月には引っ越しB美と同棲を始めた。
B美がどん底の私を救ってくれました。
私はB美を一生幸せにするつもりだ。