ともかく話させてください。
これは3年前の話になります。記憶に乏しい部分は当時を思い出しながら、無理のない範囲で構成させていただいている事をご容赦ください。
それは3年前、俺が実家の2階のリビングでテレビを見ながらメシを食っていた時の話です。
俺が阪神VS巨人戦を見ていると、実家の固定電話が鳴ったのでした。
固定電話を出たのは母であり、「はいもしもし。・・・・・・・・・・ ええ・・ うん・・ えええ? どうするのよ・・。」 と、相手は誰かしりませんが、なにか深刻そうな声色で話す母がいたのです。
そして15分か、20分程度話した後、母は電話を切り、、「おとうさん・・・」と同じく野球中継を見ていた父を呼んだのでした。
俺(当時23)はもう、家の中では大人扱いだったので、母は俺に退席するようにいうこともなく、話を進めました。
「マナミさんが、また100万貸してくれだって」 と。
父親は、「は?前も50万持って行っただろ。いい加減にしろ!」と母に怒鳴りつけています。
実のとこ、このマナミさんっていうのは、俺たちの親戚の中での超問題児であり、年齢は40歳
バツイチで娘(年齢はいえません)がいるシングルマザー。生活保護をもらいながらシングルマザー手当ももらい、なおかつ、詐病(病気を偽ること)をして、身体障碍者手当までもらっているという、、、、、いわゆる世にいう、「クソヤロウ」なのでした。
補足でいえば、タバコは吸う、酒は飲む、ギャンブル依存症。そんな性質を持つ人でもあります。
しかし、このクソヤロウであるマナミさん、いわゆる俺からしたらマナミオバチャンには、娘がおり、この娘が結構、この親にしてこの子あり?の逆パターンとうか、けっこう普通の女の子で、勉強もそこそこできるっていうのは聞いていました。外見も普通で、それなりに可愛らしい女の子でもあるのです。
そんなマナミオバチャンが、俺の家に言ってきたのは、今度新しい友達がはじめた輸入の事業があるのでそれを手伝ったら利益でるので、少し投資してほしい。という、あいかわらずの大口をたたいているっていうか、そんな話だったのです。
別変な自慢ではないんですが、俺の家の親父は自分の事業でけっこう稼いでいて、確かに100万といっても出せない金額ではないのかもしれません。それを狙ってのオレオレサギではありませんが、「親戚親戚サギ」と同様の話をもってきたのです。
むろん、そんな100万も相手に投資しても、大半は酒やギャンブルや生活費で消えていくのはわかっています。親父もバカ7じゃないので、そんな相手に100万も投資するわけがありません。
そこで、「また言ってきたか・・・」とあきれている家族の中に、訃報が流れ込んできたのでした。
それは、「祖父。入院先の病院にて心筋梗塞にて逝去」というニュースでした。
俺たち家族は世話になった祖父の葬儀を、せめても生前に対して世話もできなかったから葬儀くらいは立派にしようと、遺体が安置されている岡山まで向かったのでした。
その祖父の葬儀という大きなイベントで、マナミおばちゃんのいつもの「くれくれ」(我が家ではマナミおばちゃんの金の催促を くれくれ って呼んでます)を忘れていたころ、その祖父の葬儀に、当の本人のマナミオバチャンが現れたのです。
記憶を遡れば、祖父の親戚で岡山に集まったのが金曜の昼。それから土曜は通夜で日曜告別式という流れでした。
事は土曜の告別式に起こりました。
基本的に岡山の田舎での葬式っていうのは、マジ近所の親戚しかあつまりませんでした。なぜなら故人が密葬にしてほしいという意向があったので、あまり無駄に祖父の死を公表しなかったというのがあります。
親戚といっても、本当に近い親戚の世帯だけがくるような感じであり、和風建築の長屋の祖父の家は、すぐに親戚だけで埋まってしまったのです。
そして日本の葬式で出るのは寿司と酒。例外なく俺たち親戚も普通に寿司や酒を平らげ、ワイワイと盛り上がっていたのですが、その時にも、例のマナミおばちゃんも親戚の和の中にはいって、酒をのんでワイワイとやっていたのでした。
結果、中略することにはなるのですが、明日の本葬にむけて、親戚が「そろそろ帰るべ」となっていった夜の23時頃、それぞれ親戚は帰っていき、気が付いたら、俺とその両親。そしてマナミオバチャン母娘 そしておばあちゃんや本家の親戚を残すとことなってました。
俺たちの外戚になる(マナミおばちゃんを含め)親戚は、本家の親戚から「明日もあるから、早くねてさ」と、客室に案内され、二つ部屋がある中で、俺と両親の3人の部屋の和室、 そしてマナミオバチャンと、ここで初めて名前だしますが、その娘のアミちゃん(年齢はいいません)の2人の和室という具合に分かれたのです。
俺も疲れていたので、普通に寝ようとしていたら、マナミオバチャンから、「トモキ(言い遅れましたが俺の名前) まだねんやろ?www」なんて、マナミオバチャンが酒を誘ってきたのでした、
母は、「もー、マナミちゃん、トモキはそこまでのめんからー」というのですが、俺も逆に大人に気を使わせてもアレな気がしたので、自分の母に、「ちょっと付き合ってすぐ帰るからw」と、マナミオバチャンの酒の誘いを受け入れる事にしたのです。
すると、とんでもない出来事がこのあと待ってました。ぶっちゃけ今でも信じれないし、、、どういう風に心の整理つけていいか困ってます、
とりあえず投稿させていただきます。