最後の得意先を7時過ぎに出て駅に歩き出した時、由香里の母葉子が働いている花屋が駅前なのを思い出した。私と由香里を含め男3人女3人のグループは、高校時代のクラブで仲がよく、今でも付き合いがある。不思議と6人の中で恋愛関係にもならず、定期的に集まって遊んでいる。高校時代、由香里の家に皆で遊びに行き葉子と初めて会った、大人の女性にときめいた強い思いが刻まれていた。
店は細長く5坪もあるかどうかの小さな店だった。店を閉める為に片付けている最中で慌ただしかったらしく、声をかけると葉子は、うっすらと額に汗が滲んでいた。これまでに会った印象と違いボーダーのロングTシャツに膝丈のスカート、下は黄緑色のレギンスというスポーティーな、いでたちに驚かされた。スリムで引き締まった体は、165センチほどの身長を更に高く見せている。8年前に初めてあった時と変わらないときめきがあった。
「和之くん、今から会社に帰るの」
「もう直帰で仕事は終わりです」
「じゃあ、ご飯でも一緒に食べようか」
近くの居酒屋で軽くビールを飲みながら、由香里の話や、共通の友人の話していたが、だんだん葉子の身の上へと話題が移った。二年前にご主人が亡くなり由香里と二人で暮らしていること、華道教室の講師やホテルの花の装飾をしている事は知っていた。友人と共同経営するこの店を始めたきっかけや今の暮らしぶり、そして恋愛に話が及んだ。癒し系でぽっちゃっりの娘由香里とは違い活力に溢れた48歳の葉子の事がもっと知りたかった。会話は楽しく話が尽きなかった。翌週の週末に、また飲む約束をして別れた。
翌週、約束どうり葉子の店を訪ねた。スキニーのジーンズに、丸襟の薄いピンクのブラウスを着た葉子は私と同年代に見えるほど若々しかった。
ネットで調べていたスペインバルで葉子と飲んだ。話が尽きず、不思議なくらい時間を忘れて話した。
「お母さん、先週一緒に飲んだこと由香里に話しました」
「話してないよ、何でかな・・・」
なんとも言えない笑顔を返してきた。25歳の私にとって葉子は、魅惑的な年上の女性であり、高まりを抑えきれなくなっていた。まだお互いに話し足りない、別れたくない感情をひきずって店を出た。
「ネットで調べたのは、このお店だけ」
「いや・・・」
「いいよ、そこに行こうか」
思い切って手を握るとぎゅっと握り返してきた手は柔らかく温かった。
駅前のビジネスホテルでダブルの部屋をとった。ホテルの部屋に入りジャケットを脱いでいると。
「ダブルの部屋があるの調べたんだ」
葉子は、可笑しそうに笑うと抱き着いてきた。舌を絡め合わせ、互いの体を絡めあった。
「ねえ、汗かいてるから・・・・シャワー・・・」
異常な程、興奮していた。葉子の言葉を無視し抱き上げるようにして二人でベッドに倒れこんだ、由香里の母親であることは既に頭になかった。胸の膨らみ、肌の張り、48歳という年齢は全く感じなかった。荒々しくブラウスのボタンをはずすと薄い水色のブラジャーがあった。上にずらし二つの膨らみにむしゃぶりついた。決して大きくはないが、柔らかかった。脳内が幸せ物質で満たされた。
「お母さんのオッパイがそんなに飲みたかったの」
葉子は乳首を舐めまわす私の頭をゆっくりと撫でた。服の上から想像していたよりも大きく柔らかな乳房を吸い、片方を掌で包み込んだ。
「大丈夫。あわてなくても、今日は泊まってもいいから。洋服だけちゃんと脱がせて。」
私の着ているものをゆっくりはぎとりながら、葉子もショーツだけになった。上下お揃いのショーツは、派手ではないが、品の良いレースの飾りが気持ちを高ぶらせた。ベージュの下着しか身に着けない自分の母親とは違い、熟女の色気を感じさせた。
「こんな、おばちゃんでいいの」
葉子の裸体に興奮しいきり立ったものをそっと葉子が握った。
細い体に年齢相応の丸みがある。肌を重ね合わせると若い子の肌とは全く違う、吸い付くような熟した肌が気持ちよかった。私の愛撫に身をゆだね、漏らす喘ぎ声が、ゆっくりと糸を引くように漏れてくる。
水色のショーツは、に顔を埋めると、やわらかな太ももに頭を挟まれながら葉子の香りを吸い込んだ。ゆっくりと剥ぎ取り見た葉子の中心部は、潤みをおび赤く光っていた。これまで見てきた幾人かの同世代の若い果実ではない食べごろの熟れきった芳香を放つ果実をひたすら舐め続けた。
「ねえ・・もう・・」
葉子が、挿入を促しても、果実を味わい続けた。舌を入れあふれ出てくる蜜を吸った。葉子が私の髪をつかむと間もなく体全体を震わせた。
葉子が落ち着くまで抱き合っていると、葉子が私の上に重なり唇を重ねてきた。お互いの舌をゆっくりゆっくり絡み合わせていく。
「今度は私の番だからね」
いきり立ったものに葉子が透明の袋をかぶせると、私の物を握り少しずつ腰を降ろしていく。葉子に徐々に包まれて一つなっていくと、包容力のある熱い締め付けに歓喜の声を漏らした。
「気持いいの?もっと声を出しなさい」
葉子は私の乳首に口をつけ舐め始めた。主導権はすっかり取られてしまった。葉子が腰を動かし始めると、快感に身を預けた。締りがいいとはこの事なのだと初めて分かった。何人かの女性と交わったが葉子のそこは、ただ締めあげてくるのではなく包まれる喜びを与えてくれた。
「お母さん、気持ちいいよ」
葉子の事はずっと「お母さん」と呼び続けていた。主導権を取られたまま葉子の中で精を放つと幸福感に包まれた。
葉子は私のしぼんだ物から袋を抜き取ると頬張りきれいに舐め始めた。あっという間に私の物は再び力を取り戻した。
「若いんだね。今度は和くんの好きなようにして。和くんに”お母さん”って何度も言われてたら、本当の息子とセックスしてる気分になってきた。今日は、お母さんに和くんがしたいこと全部していいから」
その夜、葉子と抱き合って眠りについた。
私は、葉子を自分の女のとし関係を続けるために、娘の由香里にプロポーズをするとすぐに結婚が決まった。由香里は、私が葉子と由香里の家で暮らすことを素直に喜んだ。結婚後、義母となった葉子を抱いた回数は、間違いなく妻の由香里よりも多い。