東京からの帰り、2人特急の自由席に並んで座って
いる。車窓に八ヶ岳が見えて来るともうすぐ我々が
降りる駅に到着する。
「奈々、起きろ。もうすぐ着くよ」
「あー、もう終わりかァ。お金使わせちゃったね、
リョウ。ありがとう、楽しかったよ。」
「奈々、またデートに誘ってもいいかな? 仕事の
休みの時に合わせるから」
「ホント?じゃ、来週。」
「いいの? やったー!」
「フフフ、子供みたいだな。 今度私、お金出すよ」
「そんな事いうな。昨日も看護師の給料が安いって
言ってただろ、お金の心配はするな」
見慣れた山が見える駅で列車を降りると、2人は
もう腕を組んで歩くことも出来なくなった。
自然と距離を取り、普通の従兄妹同士に戻った。
翌週の約束の時間、私はホームの先頭車両付近で
彼女を待っていた。線路をまたぐ階段を下りてきた
少女は、小走りに駆け寄り息を切らしながら言った。
「1週間待ち遠しかったよ。 楽しみだなァ、
嬉しいなァ」
1週間待ち遠しかったのは私の方だ。奈々の柔らかい
肌を思い出し毎日毎夜暇さえあれば自射を繰り返した
。 奈々は、寒い季節だというのにミニスカートを
履いていた。
空席だらけの特急あずさの座席で奈々が言う。
「だってリョウちゃん、ミニスカ好きだよね。
遊園地行った時も他の女の子のミニスカ見てた」
「見てねーよ! ウソ言うな!」
「じゃあさ、こういうの見たくないって言うのか?」
奈々は大胆にも短いスカートの裾を更に引き上げ
白い太腿の高い位置まで見せた。確かに他に乗客は
近くには居ない。
この間は、見られる事を異常なまでに恥ずかしがって
いたのに。
私は小声で「すごく見たいです。奈々さん」
「いいよ、ホレホレ」 奈々は少しずつスカートを
引っ張り上げて、まもなく股間の別な布が出てしまう
と思った瞬間
「ジャーン、ちゃんとオーバーパンツ履いてますぅ!」
現れたのは世間で言われる見せパンと云うのか
スカートと同じ色の短パンみたいな色気のないもの
だった。
「ずるいぞーッ! こんなのありか!?」
「やっぱリョウは女の子の事知らないなァ。大抵、
ミニスカートの時はこういうの履くもんだよ。
サクラちゃん(私の姉)のとか見た事ないのか?」
「クソーッ! 悔しいよう、訴えてやる!」
2人で笑ってはいたが私は奈々のキレイすぎる太腿を
見て勃起し、それを奈々に悟られないようにしていた。
今日の行先である東京ディズニーシーにご満悦の
奈々は、キャラクターやキレイな風景で私と頬を
寄せ合って写真を撮りまくった。
「でもこの写真って誰にも見せられないんだね…」
寂しそうに奈々が言った。
「別に俺たち、不倫とかしてる訳じゃないのに、
ああいう田舎では仕方ないのかな…」
食事は客船の中のレストランで奈々はこれにも
大喜びだった。
「私こんな処、来れると思ってなかった。
高いんでしょ、リョウ、ありがとね」
奈々は何度もお礼を言った。
「でもホテルはディズニーが取れなかったんだ,
ゴメン」
「いつかは、泊ってみようね」
都内のシティホテルに着いて部屋のドアを閉めた
瞬間、奈々を後ろから抱きしめ、振り向いた奈々の
口を思い切り吸った。ひと呼吸おいて奈々が言った。
「さっきニンニクいっぱい食べたから臭いでしょ?」
私は尚も、何か言いそうな奈々の口を自分の口で
閉ざした。 上着を脱ぐ間も惜しんで少女を壁に
押し付けキスを続けながら胸を揉んだ。
楽しい夜が始まったとワクワクしてる。
奈々は、私がこのまま事を進めていくであろう事を
予感して
「お風呂行きたいな、ね、行かせて」と言った。
「奈々、またシャンプーしてよ」
「いいよ、お安い御用だ。
じゃ、リョウが先にお風呂に行って待ってて。
電気も消してね」
「あれ? なんで? 一緒に行こうよ、
どうせ裸で入るんでしょ?」
「男の前で脱ぐなんてムリ。出来ないよ。」
まただ。この心理が理解できない。裸はOKなのに服を
脱ぐところは見られたくない。 でも奈々に気を使い
言われる通り温かいシャワーを頭から浴びながら
彼女を待った。
ドアが少しだけ開いた。わずかな隙間からこちらを
除き、
「灯り点いてるじゃん、恥ずかしいよー」
「大丈夫、見ないようにするから」
「絶対ウソだ! どうしよう…」
奈々は撒いているバスタオルを取り観念して
入ってきた。右手で股間、左手で胸を隠しながら。
お湯のたまっていないバスタブに正座をさせられ
その後ろに奈々が立って私の頭を洗い始めた。
夢心地の気持ち良さだ。
私はシャンプーの滑りを利用してクルリと回転し、
奈々の方を向いた。一瞬奈々は腰を引いたが、
シャンプーの手は止めなかった。
目の前に陰毛とピタリと閉じた1本のスジが見える。
理性も何も吹っ飛んで女の子らしい腰を引き寄せ
その美しいワレメに口唇を付けた。
「リョウ,ダメだって。まだ洗ってないよ、汚いよ」
「奈々に汚いとこなんかないよ」
確かにほんのりと尿と女の匂いがし、それが興奮を
加速させる。
奈々は何度もダメだと言いながら、なのに少しずつ
足を開き始めた。
立ったままの奈々の前にひざまずいて股間を
舐めている。女王様に命令されてやってる気分だ。
シャワーの水量を増やすと流れ落ちるお湯が奈々の
身体を伝い股間から下に落ち、あたかもオシッコを
飲まされているような場面だったと思う。
私は両手にボディソープを付け奈々のそこの溝を
入念に洗った。中指がドテからお尻の穴付近まで
何度も往復する。奈々がそのリズムに合わせて
「ん・ん・ん・ん」
と可愛らしい声を出し始めた。 ひときわ柔らかい
女性器の一部に中指が吸い込まれる場所があり、
ここに攻撃を集中する。第2関節位まで指を
押し込み穴を少し広げるように揺らすとクチュクチュ
と液体の音がする。
私は奈々が感じていることをわかっていたがワザと
動きを止め手首を固定した。 奈々は、私の中指を
濡れた穴でもっと深く咥え込むように腰を落として
前後に振った。
息づかいが荒くなり、動きが早くなって来たとき、
奈々が喘いだ。「あァ、アッ、アッ、イキそうだよ、
リョウ。イッちゃうよッ! あーっ!」
腰をグラインドさせ、なんていやらしい動きなんだ。
奈々の内腿が私の手首をきつく挟み全身が
硬直した後、脱力して私に抱き支えられた。
ハアハアと荒い息と紅潮した顔で私を流し目で見た。
「イッちゃった。 またイかされた。
ずるいぞ、リョウ」
セクシーを通り越してドスケベなメスの絶頂シーンを
目の当たりにして私のペニスは、ほぼ真上を
向いていた。奈々の両手を壁に着かせ片足を
バスタブの縁に上げさせた。
立ちバックと云うのか背の低い奈々の陰部にモノを
押し付けた。奈々自身の指での誘導によってペニスは
簡単に膣に収まり、入った瞬間から奈々が声をあげた。
さっきイッたばかりなのに。
私はすぐに射精感に襲われ、このままこの中に
出したいと思った。 奈々はそれを感じ取っていた。
「リョウ、いいよ、中に出していいよ」と言った。
その瞬間、目も眩むような快感がやって来て、
1mmでも深く膣の奥へペニスを届かせようと
押し付けた。 そしてついにドクドクと数回に
わたって奈々の身体の中へ精液をブチまけてしまった。
膝の力が抜けるほどの快感、2人そろってバスタブの
中にへたり込んで荒い呼吸のまま私は奈々を後ろから
抱きしめた。奈々は
「ありがとう」と言った。
「なんでいつも、奈々がアリガトウってを言うの?」
「本に書いてあったんだよ。昔の人は必ず男の人に
お礼を言うもんだったんだって。遊郭の女は
ごちそうさまって。たぶん、気持ち良くしてくれて
ありがとうっていう意味じゃないかな」
「お前は遊女か? 気持ち良かったか?」
「さあね、どうだか。ふふふ」
奈々は立ち上がって後ろを向き、自分で溝を開いて
性器を覗き込んでいる。私もお尻の方から除くと
膣から精液が流れ出て、太腿を伝っている。
私は
「どうしよう、妊娠しちゃうかな」と聞くと奈々は
「 中に出していいって言ったじゃん、
それは大丈夫な日っていう事だよ。
安全日ってわかる?」
私はホッとしてそして反省した。自分の快楽の為に
大変な事になるところだった事を。
部屋はシングルの小さめのベッドが2台あった。
どちらからともなくひとつのベッドに入り笑いながら
抱き合った。奈々はノーブラだが緑白のボーダーの
可愛らしいショーツは着けていた。
こちら向きに横になっているので重力で乳房が少し
下に流れている。
私「奈々、なんでパンツ履いたの?」
奈「可愛いの買ったからリョウに見て貰いたかったし…」
私「やっぱり女ってパンツ見られたいのか?
階段では必死で隠すくせに」
奈「 いろいろ事情があるんだよ」
私「パンツよりの中身が見たいよ」
奈「出た、変態」
私「見たくない男なんて居ないよ。おまえの好きな
関ジャニだって、病院の院長先生だって
見たがってるんだぞ」
奈「なんかまだリョウの精子が出て来てるみたい。
ヌルヌルする」
私「せっかく買ったばかりの可愛いパンツが汚れるから
早く脱ぎな」
奈々はその下着を脱ぎ、手にもってクロッチの部分が
汚れてないか確認している。
目が合うと奈々はキレイな舌を出していた。
私はこれを丁寧に何度も舐めた。奈々は催促していた。
やがて乳首や脇の下を、わき腹から下腹部へたっぷり
と唾液で濡らしながら舌を動かした。
女性器の近くの腿の付け根に舌を移動させた時、
奈々は自分で腰を動かし私の舌がクリトリスに
当たる誘導した。 が、私はわざと女性器を避けて
舐め続けていた。
「ちょっと~っ、リョウ、ちゃんとやってよー」
「えっ?どういう意味? ちゃんとって?」
「ココ、ね、ココ」
奈々はクリトリス付近を指さした。 可愛いなぁ。
私は奈々のクレバスから、はみ出ている柔らかい肉を
口に含み、音を立てるようにクリトリスを吸った。
「アウゥ! ァアッ! 」奈々は声をあげた。
「どう?」私は意地悪に、わかりきった事を聞いた。
発情した女は返事をしないまま慌てた様に私のモノを
口に含んだ。2人で身体を丸めて横になり、お互いの
性器をむさぼり続けた。 そして私はまた
彼女の口の中に射精した。
奈々は少しも残らない様にペニスをしごき最後の
一滴をも飲み込んだ。
「リョウ、どうだった?」
仕返しのつもりか奈々が聞いてきた。
「死ぬかと思うほど気持ち良かった」
2人で笑い抱き合って眠ろうとした。
「リョウまだ大きくなったままだね」
「大丈夫、奈々が触らなければすぐ元に戻るから」
奈々が寝息を立て始めた頃、私はお手洗いに行き、
戻るベッドを奈々の寝ていないもう一つの方に入った。
明かりを消した部屋の中の向こうのベッドに奈々の
シルエットが見える。
毛布を被っているが横向きの為、細いウエストから
急にせり上がる腰のラインが色っぽい。そこに寝ている
美しい女の子とセックスし放題だなんて罰が当たる
のではないだろうか。
友達にも自慢したい。だけどそれは出来ない。関係は
秘密だ。そんな事を考えながら知らぬ間に眠っていた。
ふと人の気配に気が付くと奈々がこっちのベッドに
入って来るところだった。
「なんで向こうのベッドから逃げたんだよ!
一緒は嫌なのか?」 奈々は怒っていた。
つづく