義家族との体験

唇を塞がれ、服の上から胸を揉まれていると、だんだん抵抗する気もなくなって、
パジャマと上に着ていたセーターを一気に捲り上げられて、胸の先端にキスをされると、
「ああ・・・、いや、・・・あん・・・」と、甘い喘ぎ声が出てしまいました。

「Sくん、（普段、くん付けで呼んでいた）ねえ、もう止めようよ。だめだから・・・」
私は、声が出てしまった恥ずかしさをごまかすように、まだ理性があるというところを示すように、
そんなことを言ってみたのですが、もう弱々しい声しかでませんでした。

Sは、そんな私を無視して、ゆっくりゆっくり胸の先をなめたり、つまんだりしていて、
なんだか上手なんです。私はたまらなくなってしまって、言葉とはうらはらに、
「もっとして」っていう替わりに、彼の頭を胸におしつけていました。
母親を早くに亡くして母性に飢えているのか、Sの胸への愛撫はしつこいくらいでした。
でもそれがよくて、私は頭がぼーとしてきて、足がもじもじと動いてしまいました。

そこからは、私はSにお姫様抱っこされ、彼の部屋のベッドに運ばれました。
その時、ほんとうにこれは後戻りできない　と思いました。
そして、ベッドの上でぎゅっと抱きしめられると、
Sの深刻なまでの私への想いが伝わってきて、私も彼の気持ちに応えてあげようと思いました。

私は、彼の服を脱がせてあげて、大きく張りつめているものを口に含みました。
本当はフェラって好きではないのですが、その時は、彼に気持ちよくなってもらいたくて、
一生懸命に舌を使って、固い竿は深くまで咥えこみました。
気がつくと、６９の形になっていて、お互いに舐め合う卑猥な音がびちゃびちゃ部屋中に響いていました。

Sとは体の相性がいいのかもしれません。挿入する前なのに、主人（Sの父親）とするより気持ちがいい、と
その時思っている自分がいました。

そして、Sのモノが入ってくると、若いからか最初から腰の動きが速くて激しいのです。
「めちゃくちゃ熱い、やばい」とがんがん突き上げられました。奥まで当たって、すごい快感でした。
体格のいい彼に完全に制圧された私は、彼のいいように扱われました。
一旦彼のモノを抜かれて、また胸を揉まれたり吸われたり、今度はうつぶせにされると後ろから挿入されたり、

キモチよくて、私がぼーっと、ぐったりしていると、Sは、「大丈夫？」と顔をのぞきこんできました。
「そして、ごめん、俺、なかなかいけなくて・・・」。

遅漏？・・・なのかな？　主人（Sの父親）はそんなことないのに、親子でも違うんだなと思いながら、
「ううん、気持ちいいよ。もっとして・・・。長く愛してくれる方が女性は好きよ」というと、
Sはうれしそうに、また元気な固いものを突き立ててきました。

そんなふうに、出したり入れたりしながらかなり時間が経ち、罪悪感などもうどこにもなくなっていました。
こんな気持ちのいいセックスは、初めてでした。
最初は下腹部の奥でだけ感じていた快感が体中に広がって、私は、その快感にだけ集中している、
淫乱な女になっていました。

そして、Sが何度目かの挿入をしてきて、後ろから激しくピストン運動されている時、絶頂がきたのです。
後ろからの挿入に加えて、彼が指で私のクリトリスをいじり始めると、体が勝手にがくがくし始め、
頭の中に白い光が降りきて、息も止まりそうになり、下腹部の痙攣が止まりませんでした。

「わたし、初めてイッちゃったかも・・・」
そういうと、Sは、「えー、ほんとうに？」とうれしそうな顔をしました。
実は、私はほんとうにそれまでイッたことがありませんでした。初めてのことだったのです。

「おやじにも、イカせてもらったことないの？」と聞かれ、「うん」と正直に答えました。
「イッた振りとかしてるの？」とつっこまれ「う～ん、ちょっとそうかも・・・」とも答えました。
今までは、自分はそんなにセックス好きでもないと思っていたし、イクなんて、小説やどこか遠い人たちの話しだと
思っていましたが、自分でも体験できるんだ、こんなに強烈なんだと初めて分かりました。

その日は、その後2回、合計3回イカせてもらって、最後はSの精子を口で受け止めました。
「マリエさんがイクとき、体中真っ赤に染まるのがカワイイ」とSに言われ、
１０歳も年下からイカされたことは恥ずかしかったけれど、イク快感を知った自分が、今までとは違う自分になった気がして、
そんなことは気になりませんでした。

この夜以来、私とSは関係を続けています。
Sは、私の夫である父親へのジェラシーと対抗心があるようで、
最近ではローターやバイブなどの道具を使って、さらに私をイカせようとしてきます。
それは、もう「調教」っていうものなんじゃないかと思います。
でも、調教されて、どんどんイヤラシい体になっていく自分がおそろしいです。

主人のことは愛しています。だから、絶対に知られてはいけないと思っています。
Sも、それは思うみたいで、２人で、絶対にばれないようにしようと約束しています。


誤字脱字があったら、すみません。
長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。