妻の4つ年下のミサ
ミサとの関係は2年前の今頃に遡る
妻が29歳で妊娠
出産を控えて実家へ戻った
週末にはミサと両親が住む、妻の実家へ行っていた
お腹も大きくなると買物もままならない
ミサを乗せて買物することも当たり前になっていた
「ねぇ、ヒー兄はどうしてるの?」
「何???」
「お姉ちゃんがあんなだからさ…エッチできないじゃん」
まぁ、いつも下ネタも普通にしてたミサだが
冷静を取り戻すために俺はタバコに火をつけた
「私も別れて1年なんだよね~」
ミサもバッグからタバコを取り出した
「お腹大きくなってからはしてねえな…」
「ヒー兄、私のこと…どう思う?」
明らかに誘ってきてる
「ミサ、綺麗じゃん。何で新しい男作んないの?」
「鈍感!そんなこともわかんないの?」
ちょっと不機嫌そうに言い放った
「わかんないよ」
「ヒー兄のこと好きだからだよ!」
想定外だった
「はぁ?」
「これ以上、女性から言わせないでよ」
窓の外を見るミサ
暫く沈黙が続いた
「いいのか?俺で…」
黙って頷くミサ
土地勘のない俺にホテルの場所を指示するミサ
ホテルに着くと腕を組んできた
部屋に入ると
「一緒にお風呂入ろう!準備してくる」
長い髪を束ね、ストッキングを脱ぎ風呂場に行った
戻ってくるとすぐに俺の横に座りキスをした
今でも鮮明に覚えている
「タバコ臭~い」と言って苦笑いしたミサ