義父はひとみ。37才専業主婦です。 夫は雅彦。27才大手電機メーカーの技術部です。現在ベトナムへ単身赴任中です。 子供は高一の男の子と中二の女の子がいます。 そして義父功一郎、60才市役所と義母静代、62才近くの農家でパートの6人家族です。
それは夫が初めて大きなプロジェクトの責任者としてベトナムへ単身赴任して2ヶ月程した時の事です。 パート先でいきなり苦しみ倒れ、救急車で運ばれてしまいました。 乳癌から全身への転移で、入院してそのまま亡くなってしまいました。
一週間後、夫は1人ベトナムへ…。 義父は四十九日が過ぎた頃に退職をし、畑を借りて農作業の毎日です。 義母との約束で、退職したら二人で野菜を作ろうと話していたそうです。 そんな優しい義父は、温厚で何より若い頃から頑張り屋さんで周りの人からも尊敬される人物です。
そんな親父と誰にも言えない関係になってしまったんです。
それは子供達が夏休みになっての事でした。
夫には3つ下に紀子チャンという妹がいます。 現在は旦那様の仕事でニューヨークに住んでいます。 まだ子供がいません。 そんな紀子チャンから連絡があり、夏休みだから二人をニューヨークで面倒みたいというんです。
夫も義父も、滅多に行ける所じゃないからと大賛成。 私は心配でしたが、子供達もあまりに行きたがるものですから渋々行かせる事にしました。
子供達がニューヨークに到着したと連絡のあった夜でした。
義父は1人晩酌をしています。 背中がなんだか淋しそうな感じがしました。
私「お義父さん?もう一本どうですか?お酒」
義父「あっ!あぁ。そうだね。ひとみさんもたまにはどうだね」
私「はい。それじゃあ少しだけ…」
私は徳利と杯を持って義父の横に正座をしました。
私「はい!お義父さん。どうぞ」
義父「あっ!おー。すまんね。じゃあ、ほらひとみさんも…」
私「はい」
私は杯を義父に向けました。
義父は私の杯に並々とお酒をつぎました。
義父「それじゃあ、乾杯」
私「何に乾杯ですか?」
義父「そうだな…。そうだ。初めての二人の夜にってのは?」
私「えーっ!ちょっとエッチかも…」
義父「そうか?仕方ない。それが男というももんだ。まだまだ男だし。アハハ」
私「えーっ?まだ現役なんですか?」
義父「そうだよ!えっ?恥ずかしいね」
私「お元気なんですね?アハハ。わかりました。しれじゃあ二人の夜に乾杯ですね」
義父「うん。二人の夜に乾杯」
私は義父の現役を聞いて顔が熱くなったのを覚えています。
私「でも、お義父さんが元気になられて良かったです」
その言葉を言った直後、私はハッとしました。 いけない。思い出させてしまう。
義父「あぁ。ひとみさんと子供達のおかげだよ。ありがとう」
にこやかに話す義父でしたが、どこか淋しそうでした。
しばらく二人で飲んでいると、テレビではちょっとエッチな熱い抱擁の場面が…。
久しぶりに飲んで酔った私は身体が熱くなりました。
私「お義父さんは現役なんだ。そうなんだ」
私は心の中でそう思いました。 でもその時は別に男として意識した訳ではありませんでした。
義父の顔を見ると、顔はテレビを見ていますが、私を意識している。 何故かそんな気がしました。
そんな事を思っているといきなり私の方を振り向かれてドキッとしました。
義父「うん?どうしだ?顔が赤いよ?酔ったかな?」
私「そうみたいですね。ちょっと暑いです」
そう言いながら、私は薄いブラウスを脱いで、タンクトップになりました。
義父「ひとみさんは色が白くて羨ましいよ。婆さんは色黒だったからな。ほら、もう一杯」
私「もう無理です。これ以上飲んだら動けなくなりそうで」
義父「そん時は儂が懐抱してやるよ」
私「いやーん。現役なんでしょう?怖いかも」
義父「バッ!バカな!儂はそんな事せん」
私「あー。お義父さんが怒ったー!可愛いっ」
私は膝を崩して、イタズラっぽく義父にシナダレかかりました。 その時、義父の腕に乳房が…。キュンとしてしまいました。 多分義父も感じたと思います。
義父「ひ、ひとみさん酔っとるな?飲ませ過ぎたかな?」
と、言ってるクセに私を離そうとはしません。 お義父さんどうするかなぁ?
自分の頭でも酔っているのはわかっているのに、真面目な義父に悪戯したくて仕方ないんです。 私は大胆に義父の肩に頭を軽く傾けました。
義父「こっ!こら!ひとみさん!片付けは朝にして、風呂に入って寝なさい」
私は寝たふりです。
義父「ほら、ひとみさん!困ったなあ」
そう呟きながらも義父はやっぱり嬉しそうです。 それはそうですよね。義理とはいえ、若い女性にこんな事して貰えてるんだから。
私「面白ーい。まだまだ…」
これが酔っていると言うことなんだと思いました。 いけないと、分かっている部分と面白いからもっと悪戯したいという気持ちが入り乱れているんです。
私は一層胸を押し付けていました。
義父「こっ!こらっ!ひとみさん!」
私「やっぱり面白ーい」
そう叫んでいました。
義父「やっぱり淋しいんだな」
義父がポツリと囁きました。