自分45歳の既婚サラリーマン。従姉50歳、同じく既婚のパート主婦。
30数年振りに親戚の葬儀で会った。
この従姉、実はおれが中2に上がる前の春休みにオレの童貞奪った人。まだ13歳だったおれにいろいろ教えてくれて、おれがすっかり年上好き、さらには危ない関係好きな人間になったのもこの人のせいだった。
その日、通夜が終わって、親戚の家で泊まる予定だったが、あまりにも人が多いので近くのホテルを取ってもらった。そして「誰かおれをホテルに送ってよ」と言ったら、その従姉が「私が行ってあげるよ」と立候補してくれた。
30年振りに従姉と二人っきりになれたので超ハイテンション。たしかに30数年経つと、皺が増え、身体もおばさん体系だったが、おれにとっては初めてのお姉さん。助手席に乗った瞬間、おれは太ももに手を置いた。
「あのね、その気は無いからね。私は今、彼氏もいるんだし(既婚じゃん・・・)」
「中1のオレの童貞を奪ったくせに、何言ってるんだよ(笑)」
「それだけは言わないで~(笑)」
久しぶりでどんな会話になるかなと思ったが、従姉は相変わらず明るくてオープンな感じだった。その後も会話が弾み、とりえあずどっか暗い所で車を停めて話そうよと言うと、従姉はブツブツ言いながらも車を山へ走らせた。
そして車を停めて、太ももを触っていた手をどけて
「ねぇ、ハグだけでもしていい?」と聞くと、
「じゃ、ハグだけね」と狭い軽の中でハグをした。
でもそこで我慢できるはずもなく、胸を服の上からサワサワしてた。
「ねぇ、30年振りに直に胸を触ってもいい?」
「うーん、少しだけね」
乳首を中心に優しく触って、その後、口で吸っていたら従姉が、「やっぱダメ!もうさっきから濡れてるの。もう止めよう」と言ってきた。
これからの親戚付き合いとか、家族にばれたらとかを考えていたらおれもテンションが下がり、とりあえず、ズボンの上から股間を触ってもらい、そこで終了した。キスもしなかった。
次の日、葬儀終了後、率先して駅まで送ってくれた。
駅の前に着きそうだった時におれは、
「昨日は残念だったなぁ、でもしゃーないか。今度、友達でも紹介してよ」と言ったら、
「友だちに紹介するんだったら、まず私が・・・・」
「へっ!? 何? え? じゃ、今から行こうよ」
「え~、今すぐ?」と言いながら駅には寄らず、離れていった。そしてホテルに向かって車を走らせていても従姉は
「あ、やっぱダメ、やめよう」
「でも今度おれに会うのって5年後とか10年後じゃない?」
「じゃ、行っちゃう? でももう身体見せるのはずかしい」
なんて感じで独り言を繰り返していたが、結局、
「やっぱ止めた!駅まで行こう!」と言った。
おれもその頃にはどうでもよくなっていたので、駅まで送ってもらい、帰路についた。
やっぱ思い出は思い出としてとっておくのが良いな、と思った日でした。
次回、童貞を奪われた時の話しを書かせてもらいます。