義家族との体験

今、後ろのベッドでスヤスヤと寝息をたてている継母芙美子と事実上の夫婦関係になって丸１年半。
昨夜もたっぷり愛し合って、芙美子を悶絶するほど絶頂に狂わせた。
身体の相性も快感も素晴らしく、他の女に目が行かなくなってしまった。

始まりは僕が芙美子を口説いたこと。
親父がガンでこの世を去って１周忌法要のすぐ後のことだが、芙美子はやっと僕を承け入れてくれた。
最初に芙美子を口説き始めたのは親父の四十九日法要のすぐ後だったが、勿論芙美子は拒んだ。
曲がりなりにも親子だからそんなことはできない、僕には相応しくない、もう見せられる身体じゃない、恥ずかしいなどと言い訳していたが、それでも食い下がる僕に根負けした様に１周忌が済むまで待ってほしいと申し入れた。そして結局承け入れてくれた。
初めて抱いた時、芙美子は涙を流しながら悶絶するほど何度も絶頂に狂った。それこそ発狂したかと思うほど乱れて。
僕は知っている。親父に邪険に扱われ抱かれなくなって十数年、ずっと辛抱していたことを。可哀想なほど薄幸な結婚生活だった。
親父は身勝手で女癖が悪く、後半生は外に女を囲っていない時がないほどだった。
芙美子が親父と結婚したのは僕が小学校に入学する少し前だった。
当時の僕には既に母親が居らず、身体が弱くて度々病院に入院していた。
その病院で看護婦として僕の面倒をみてくれたのが芙美子であり、それが縁で親父の後妻になったが、親父の妻というより僕の母親になるための意味が大きかった。芙美子２４歳のこと。

僕は一旦結婚して子供にも恵まれたが、気の強い嫁に辟易して不倫に走ってしまった。
その不倫がバレて一発アウト。３０歳の時、離婚。子供の親権は元嫁が持ち、僕は給料の半分を養育費として支払っている。
清楚で優しい芙美子を子供の頃は本当の母親の様に慕い、成人してからはいつの頃からか異性を意識するようになっていた。
芙美子にはそう思わせる大人の女の魅力があった。
芙美子の様な女性を選べばよかったのだが、デキ婚してから豹変した様に元妻が気の強い性格を露わにするようになった時、僕は選択を間違えたと後悔した。
離婚して実家に戻ると親父は居らず、芙美子と２人きりの暮らしが始まった。というより戻った。
子供の頃と変わらず優しい母親として僕の身の回りの面倒を見てくれる芙美子を、僕は今更のように愛おしく思い、異性を意識した。
親父が病に倒れ、余命幾ばくもないと知った時、これからは僕が芙美子を愛そうと心に決めた。

その継母芙美子も既に５１歳。僕も３３歳になった。
芙美子の身体は豊かだった乳房が少し垂れ、腹やウエストに脂肪が付き、下腹も少し迫り出しぎみではあるが、むっちり感があって透き通るような白い素肌の弾力は若い頃と殆ど変わらない。
長年看護師として立ち働いてきた所為か脚こそ少し太めだが、尻肉が発達していて充実した腰回りは僕のお気に入り。
僕と愛し合うようになってから頻繁に精液を飲むようになった所為か、手のひらに吸い付くようなもち肌感が増した気がする。
親父が生きている頃は生活に疲れたような古女房然としていたが、今は目を輝かせ女らしい雰囲気を醸し出して活き活きとしているのだから、女とは不思議な生き物。
まさに親父と結婚してから失われていた女の人生を一気に取り戻しているかのごとく、或いは妻として愛してくれず幸せにしてくれなかった親父に見せつけているかのごとく、僕との性愛にのめり込んでいる芙美子だ。
戸籍上はあくまで親子だから、誰にも言えない実態をここに記す。