私と妻は幼馴染で、私は次男と言う事もあり妻の所に婿養子として入る。
私32歳、妻31歳、4歳に成る息子が一人。
義母57歳、義父64歳、妻の実家は農業で生計を立てている。
私は町工場に勤め、妻は看護士で夜勤もある。
田舎過ぎると言う事を除けば、何の不満もない生活。
そんなある日に義父の父親、祖父が老衰で亡くなり葬儀は式場で執り行われる事になる。
慌ただしく通夜の準備、滞りなく通夜を済ませる。
式場での夕食、義父の兄妹と妻は、そのまま式場に残り通夜をするとの事。
義母は家が気になるからと、私と共に家に帰る。
喪服を脱ぎ普段着に着替えると、義母は、疲れただろうからとビールを出して来る。
義母も一杯だけと、付き合ってくれる。
その日は私達だけ…と言う気の緩みもあったのかコップを口元に運びながら、義母は愚痴ともつかぬ言葉を口にする。
嫁いでから家の農作業、義父の両親の世話、子育てご苦労様でした、ひとつ身が軽く成りましたね。
私が言うと義母は深い溜め息を付く。
顔にも手にも苦労のシワが見える義母。
貴方にも無理して婿養子に入って貰い迷惑掛けるね。
普段には見せた事の無い義母の雰囲気が、熟女を感じさせられてしまう。
目の前には憔悴した熟女…
いかん、私は何を考えてるんだ義母だぞ…
淫な妄想の中で懸命に自分を抑える。
「これからも、あの娘や孫を宜しくね…」
義母の手がテーブルの上に置いた私の手に重ねられる。
「義母さんや義父さんの事も大事にしますから」
普段では照れて言えないような言葉が口から漏れる。
それからの会話は譫言のように聞こえ、私はあらぬ妄想を膨らませてしまう。
やがて義母も私の様子を察したのか、急に無口に成り始める。
何とも重い雰囲気が私達を包む。
早く義母の方から、この場を離れてくれ…じゃないと私は我慢出来なく成ってしまうかも…
表情には出さず、私は浸すら義母に視線を向けた。
その視線から逃れようとはせずに義母は、その場に留まる。
長い沈黙の後にガタンと椅子をずらし義母は立ち上がると空になったビール瓶とコップを片付け始める。
コップを洗う義母の後ろ姿…
私も椅子から立ち上がる。
背を向けたままコップを洗う義母の手が一瞬止まる。
私は無意識に義母の後ろに立つ。
それでも何も言わない義母…
「義母さん」
異常なくらいに喉が渇き声に成らない。
義母も分ってたのか、背を向けたまま顔を左右に振る。
もう止められない…
私は義母の両肩に、そっと手を添える。
義母の背中がビクッと振るえる。
そのまま、ゆっくりと体を添えると蛇口から流れ出る水を止め、手にしたコップをシンクの中に下ろさせる。
義母の背中が小刻みに震える。
「義母さん」
肩口から義母の頬に顔を寄せて行く。
「だめょ…いけない」
やっとで吐き出すように小さな声が漏れる。
唇が重なるまで相当な時間が過ぎた気がする中、深い溜め息と喘ぎが混ざったような息を漏らし、私の唇を受け入れる義母。
最初は固く閉じた唇…やがては唾液が交互するような舌を絡ませ濃厚なキスに変わる。
脂の乗り切った義母の肉体に服の上から手を這わせる。
その間も義母は肉体を小刻みに震わせ身を捩る。
長いキスが終わり義母は私の肩に顔を埋め荒い呼吸を続ける。
背中を確りと抱きしめ、片手は義母の腰から尻を這い回る。
その手でスカートを捲り上げようとすると、
「だめ…これ以上は、だめ…」
と私に縋り付き言う。
私の手はスカートの中の下着の中に…
泣き出しそうな義母の声。
しかし、そこは夥しく蜜液を漏らし溢れさせていた。
「あっ…やぁ~」
下半身をガクガクと揺らし義母は更に私にしがみ付く。
私の指で義母は逝った。
下着を足下から脱がせようとすると
「お願い先にお風呂に入って」
と言う。
義母の言う通りに別々に風呂を済ませると、後から来た義母を居間で抱きしめ改めて唇を交わす。
「お爺ちゃんが亡くなったと言うのに私達は…」
義母の罪悪感の篭った声。
居間の明かりを消すと、私達は義母の寝室に入った。