突然の事だった。
農機具を片付け家に戻り汗と土で汚れた身体を洗おうと浴室に向かう。
何も考えずに脱衣場で服を脱ぎ裸に成る。
風呂に入ろうとドアに手を掛けた瞬間、ドアが開いた。
そこには全裸の弟の嫁が。
私も驚いたが嫁の小夜子も跳び上がらんばかりの驚きよう。
「あっ、す‥すまん」
私は驚き謝るが、小夜子は声も出せないくらいの驚きよう。
慌ててタオルで前を隠す小夜子。
私は狼狽しながらも、ポッチャリとした小夜子の裸体を見入ってしまう。
本来だったら互いに慌てて、その場を去るのだろうが、二人共、金縛りに遭った様に立ち尽くす。
弟の嫁とは云え我妻以外の裸を見た私は、軽い興奮を覚えてしまう。
「す‥すまん、まさか小夜子さんが入ってるとは思わなかったから」
「いっ‥いいえ、私こそ黙って先に入ったりして」
小夜子は顔を赤らめ言う。
タオルで隠されたとは云え、横から覗くムッチリとした白い肌に興奮が高まり不覚にも私の物が反応してしまう。
俯き加減の小夜子の目に私の物が目に入ったのか、慌てて横を向く小夜子。
ドアを境に向かい合う私は浴室に足を踏み込ませる。
私を避けるように後ずさる小夜子。
私は、そのままドアを閉めた。
あっと驚く様子の小夜子。
さほど広くない洗い場に立つ二人。
私の物は年甲斐もなく、完全に勃起をしていた。
私は黙ったまま前を隠すタオルを奪う。
抵抗もなくタオルは私の手に。
「お‥義兄さん」
「今更、子供じゃ無いんだし、弟にさえ黙って居れば」
「そっ‥そんなぁ」
恥じらうように更に顔を赤らめる小夜子。
私は小夜子の腕を掴み股間に導く。
「あっ、だめ‥」
小声で言葉を震わせる。
多少強引に小夜子の手に触れさせる。
恐る恐る掴んで来る小夜子の手。
「あぁ、だめです‥こんな事」
「こんなに成ったのは久しぶりなんだ、頼むよ小夜子さん」
「え~、でもぉ、やはり、だめです」
言葉では拒みながらも小夜子の手は私の物を握ったまま。
洗い場で互いを、まさぐり合う。
「なぁ、小夜子さん部屋で‥良いだろう」
「一回だけですよ、お義兄さん」
「ああ、この家には今は小夜子さんと二人だけだから」
タオルを身体に巻き付け衣服を抱え部屋に入る。