義姉の真知子と関係を結んでしまった。自然な流れの中で、最初は一時の快楽を貪るように互いを求め合った。
義姉は、もう少しで五十路に手が届く。私達兄弟は、ひと回り以上の年齢差があり兄は半分、父親的存在でもあった。
定年を間近に控えた兄は関連会社に出向く事が多く、そんな生活を何十年も繰り返していた。
兄の子供達は既に結婚もして近くにでは有るが、それぞれに家庭を築いている。私も、そう離れては居ない所に居住していて時々、兄の家を訪ねていた。
その日に訪ねた時には普段と何等変わらない中で義姉と会話を交わし、用事が終わり帰ろうと玄関先に見送りに出る義姉。
靴を履き振り返ると義姉と視線が合う、その目が何かを言おうとするのを瞬間的に感じたが私も何も言えずに義姉の目を見ていた。
義姉の目は物憂げな感じ、私は義姉を見つめながら心は激しく動揺した、それと同時に兄の奥さんと思いながらも淫靡な気分に駈られてしまう。
玄関先で、どれくらい見つめ合ったのか!私は無意識に履いた靴を脱ぎ床に上がる。
どちらからとも無く近づき触れ合うくらいに立つ。
黙ったまま見つめ合い私の顔が傾くのと同時に義姉は目を閉じ顎を少し突き上げる仕草。
無言のまま唇が微かに触れ合う、乾いた唇を離す時にピタリと張り付いた唇が引っ張られる。
義姉を見つめると綴じた瞼を微かに開け瞼の奥の目が私を見る。
私の理性は完全に失せ、再び義姉の唇を今度は強く塞ぎ激しく求めた、義姉も応えるように激しく唇を重ね自ら舌先で私の唇を開き舌を絡めて来る。
玄関先で、きつく抱き合いながらキスを交わし、後は義姉の肩を抱き寄せ居間へと戻った。
相変わらず無言のまま義姉と私は求め合った、ブラウスの上から義姉の乳房を時間をかけ、ゆっくりと揉みくだく。
時折、刹那気に声を漏らす義姉、乳房を揉みながらブラウスのボタンを、ひとつずつ外す。
真っ白なスリップが私の欲情を更に掻き立てて行く。
スリップの下にはブラを付けてなく、スリップの上から両方の乳首を摘み、柔らかく時折、強く摘んで行く。
体全体で息を荒げながら私の愛撫を受け入れる義姉。
襟首に唇を這わせながら、更に丹念に乳房を愛撫する私。
我慢出来なくなって来たのか、義姉の手先は背後の私の股間に伸びて来た。
私は義姉の手に触れるように腰の位置をずらす、義姉の手先はズボンの上からでも判るくらいに勃起した物を撫で摩って来る。