今、私のお腹には義父の子がいます。
夫は同い年で、夫とは卒業後、すぐに結婚しました。
結婚して5年たちます。
結婚当初は共働きで、それなりに充実して幸せでした。
でも私たちには子供がいません。
なかなか子供ができなくて、病院で不妊検査をしてもらいました。
その結果、夫は無精子症でした。
夫は落ち込み、男として自信が無くなりました。
そして、私たちは体外受精の方法を選択しました。
精子の提供は義父にお願いすることにしました。
義父に相談したとき、夫が無精子症だと知ってかなり驚かれましたが
私たちのために、精子提供を快諾してくれました。
病院に今後のことを相談に義父と二人で行きました。
先生のお話を聞きながら、夫が来てくれなくて寂しかったのですが
義父がその穴を埋めてくれるように、優しく気遣ってくれました。
その日の夜は夫が残業で、義父と二人きりになりました。
お酒を飲みながら、義父に愚痴をこぼしていました。
子供が出来なくてつらかったことや、最近セックスレスであることも話しまし
た。
義父は私へ、「夫に優しく接してやって欲しい」と頭を下げていました。
義父は私にとって理想の父親です。
私は母子家庭で育ちました。
小学生のころ父は病死しました。
だから、私の中に理想の父親像を描いていました。
覚えているのはそこまでで、夜中に目を覚ましました。
気がつくと、服を着たまま布団で寝ていました。
隣で義父は寝息をたてています。
義父のために用意していた布団に私は酔って、寝てしまったようです。
私は夢を見ていました。
夫とセックスしている夢です。
夫は私の中に射精し、微笑んでいました。
そして、私は可愛い赤ちゃんを抱いていました。
今は私の望みをかなえてくれた義父に感謝しています。