義家族との体験

風邪をひいてしまった。
２～３日前から調子が悪くなり、昨日はとうとう熱が出て会社を早退した。
予め、今日の仕事は無理と判断して有給を申請して来たので、
会社に連絡することなく２度寝を決め込んだ。
妻はとうに出勤して行った。
平日、皆が働いている時に休んでいるのは、
どうも罪悪感にさいなまれるものだ。
小学生の頃に仮病でズル休みをした後遺症だろうか。
熱が出て、当然の理由があるのに、それは変わらない魔力を発揮している。
そして、その魔力に呼び起こされたのか、倅が勃起しはじめている。
四十の後半から極端に精力が減退してしまったのに、
こんな時だけは元気になる。
いわゆる、疲れ魔羅である。
徹夜明けとか、体調不良とか身体的ダメージを受けると
元気なうちに子孫を残そうと緊急事態を発令する本能があるのだろう。
朝立ちのそれとは比較にならない硬さがある。
「オレもまだまだ行けそうだな」と悦に入っていると、
階段を上る足音がした。
今年７０になる義母だ。この家には他に誰もいない。
娘たちは嫁いでしまったし、義父は来年で十三回忌だ。
義母も一応は心配と見えて、様子を見に来たようだ。
ドアの外で何事か言ってるが、聞こえない。
面倒なので、返事もせずに狸寝入りを決め込んだ。
ドアが少し開いて「大丈夫ですか」　無視
ドアが開いて、部屋に入ってきた。
歩きながら「会社は休むんですか」「会社に行く時間ですよ」　無視
枕元に来て、オレの額に手を伸ばした。
「あら、大変！　大丈夫ですか」　
だから、風邪引いて寝てんの知ってんだろが、
まったく、と心の中でつぶやいた。
婿養子はいくつになっても肩身の狭いもので、
思ったことも満足に口にできないのである。
あ～、情けない！
そのとき、オレの心の中の何かが、プツと音を立てて切れた。
あろうことか、義母の手を握って、
ベットの中へ引きずり込んでしまったのだ。
抵抗する義母に「お義母さんの体でオレの熱を冷ましてください」と言って
しがみついて、しばらくじっとしていた。
すると、義母もおとなしくなった。
これ以上のことはないと思ったか、体力の限界か。
もっとも、オレの身体の上で両手足を絡め取られた蓑虫状態では抵抗のしよう
もないだろう。
義母は細身なのだが、重くなってきた。
「ごめんなさい。驚かせてしまいましたね」と言って、
半回転して、呪縛から解き放ってやった。と言うより、
半回転したことでオレの左腕と左足が義母の下敷きになるからはずしたのだ。
今度の体勢は横向きでお互いの顔を見ている。
見詰め合っている状態になった。
オレの右手と右足は義母の身体に乗っている。
左手は義母の右手を握って股間付近にある。
「本当にすごい熱ね。くすりは飲んだの」
「はい、もう少しこのままで居させてください」
「暑いんじゃない」
「いえ、オレは３８度だからお義母さんは暑いだろうけど、
お義母さんは３６度だからオレは気持ちいいんですよ」
「そんなものかしら」
「パジャマを着ていると効果が半減しますから脱ぎますね」
オレはベットの中で、急いで全裸になった。
「風邪引いているのに大丈夫なの」と言って、背中をさすった。
「本当に熱い身体なのね」と、背中から腕、わき腹、尻、太ももへと触りまく
っている。
「お義母さんも服を脱いでくれると、もっと効果が上がるんですけど・・・」
「・・・」
さすがに、危険を感じたようだ。
勃起した逸物を下腹部に押し付けられているのだから無理もない。
ここまで来たら強行突入しかないか・・・。
オレは意を決して攻撃を開始した。
右手を義母の腰ゴムのズボンとその下のパンツに侵入させて、
義母を半回転させてベットに寝かせた状態のした。
同時にオレは上半身を起こして、左手を義母のパンツの中に入れ、
両手で一気に引き下げようと試みた。
が、臀部に引っかかってしまった。
そのときだ、義母は腰を浮かせてＯＫの意思表示をしたのだ。
一気呵成にブラウスのボタンをはずし、
カップ付きのキャミソールを捲り上げた。
全裸にしたとき義母は両手で顔を覆っていた。
いくつになっても恥ずかしいものなのだろう。
そんな可愛い義母のペチャンコにしぼんだおっぱいにしゃぶりついた。
そして、中出しして果てた。
義母も堪能したようで、大の字で果てている。
魔が差したと言うか
何かに取り憑かれていたように、やってしまった。
終わって見ると罪悪感と自己嫌悪が襲ってきた。
まるで、覚えたての自慰が終わった後のようだった。
と言うことは、後を引くと言うことか。
この憑かれ魔羅は・・・。
どうせなら、１０年も前に憑かれていたなら、もう少し楽しめたろうに
後を引いたところで、たいした時間は残っていない。