全身から力が抜けていくような感じに、私はなっていました。
上半身の前だけをほとんど露わにされて、長く乳房の膨らみを揉みしだか
れ続け、乳首の突起部分を指と指で飽くことなくつままれ続けて、私の体の
中から、何か得体の知れない快感に近い症状みたいなのが湧き上がってきて
いたのでした。
自分の気持ちとは真逆の反応でした。
憎しみと恨みしかない非道極まりない義父という思いしか、私の心にはな
い筈なのです。
しかし私の体は、義父への強い憎悪とは真反対の兆候を示してきていて、
乳房を撫でてくる義父の手のひらに次第に反応し、乳首の突端をつままれる
だけで喉の奥から意図していないような喘ぎに近い声が洩れ出してきていた
のです。
三ヶ月ほど前、最初に義父に犯された時の最後の頃のような無意識な隷従
感が湧き出ようとしていました。
それからもうしばらくの時間が経過して、私は手首の縄を解かれました。
猿轡のタオルも外され、私は自由な体にされました。
私はしかしその時にはもうぐったりとした放心状態におかれ、義父に首を
抱かれ上から唇を重ねられても、何らの抵抗もできなくなっていました。
口の中で舌を思い切り吸われ、吸われながら乳房を強く揉まれると、背筋
を反らせるようにしてびくんびくんと何度も反応していました。
数分の間、私は唇を重ねられ続けました…。
続きは次に…