障子で間仕切られた義母の部屋、明るい陽射しが障子紙を透かすように感じられる。
私の腕の中に身体を預け目を閉じる義母、私の手はスカートの裾から内腿をまさぐって行く。
私の手の侵入を拒む様に上から私の手を押さえつける義母。
しかし、それも一瞬の儀式にしか過ぎず私の手は更に奥へと進み陰部を下着の上から謎り触る。
義母は今年61に成る、大熟女である、築100年近く経つ古い自宅に独りで住まう義母、義父は2年前に癌で亡くなり、私達が同居をと勧めたが‥元気な内は、と独りで自宅を守っていた。
私と義母との間に、この様な秘密が出来てら約半年程になる。
事の初めは、義父の三回忌の法事で家族と自宅を訪ねた時になる、私達の家は義母の自宅から30分ぐらいで、相談を終えた私は義母の勧めもあり多少のビールを飲み元来、あまり飲めない私は直ぐに横になり寝入ってしまった。
気が付くと妻達は先に帰ってしまい、義母は明日に送って行くからと笑いながら言う。
既に義母は寝間着に着替えて居て、私に風呂を勧めてくれた、私が風呂に入り脱衣場に出ると、真新しい下着と糊の効いた寝間着が置いてあった。
着替えを済ませ居間に戻ると義母は温かいお茶を出してくれる、大きな座卓を挟み正面に義母が座り、二人でお茶を飲みながら話をする時折、襟裳とから見える真っ白な胸元に私は少し戸惑いを覚えながらも、視線は無意識に胸元に注がれてしまう。
義母も私の視線に気付いたのか!私を意識し始める、会話も途切れだし無言の時間が過ぎ、義母が口を開く。
「もう遅い時間に成ったから寝ましょうか」
私も慌て相づちを打つように頷く。
義母は居間の隣の和室の襖を開ける、一組の寝具が敷かれている。
私は立ち上がり部屋の方に歩み始める。
「それじゃ、お休み、ゆっくり休んでね」
義母が言い襖を閉めようとする、私はとっさに義母の腕を掴んでしまう。
「あっ!」
義母が小さな声を上げる、私は自分が何をしようとして居るのか自分でも理解出来ないまま、義母を抱き寄せてしまう。
「どうしたの?未だ酔ってるの」
「お義母さん!」
「ち ちょっと止めなさい、私よ!」
腕からすり抜けようと、もがきながら私を押し戻そうとする義母。
しかし次第に義母の抗う力も抜けて行き、私の腕の中で静かに成って行く。