思わぬ機会が訪れた。義父は町内の一泊旅行で、妻と子供は学校行事の父兄同伴の見学会に、朝早くから学校に集合。
俺は娘達を学校まで車で送る、既にバスが待っていて妻は
「帰る時間に電話するからお願いね」
と言い残し、バタバタとバスの方に向かう。
娘達を見送るのも、そこそこに俺は家に引き返す。
「ご苦労さま、朝食の支度が出来てるから食べてね」
義母は笑顔で言う、俺が食卓に付き朝食を食べ始めると義母も向かい合って座り、お茶を飲み始める。
「あの娘達は何時頃に帰るって言ったの?」
「多分、3時頃かと!学校の行事って、いつもそれくらいですよね、それよりお義父さんの帰りは?」
「さぁ!あの人も同じくらいじゃ」
「そうですか、じゃ、それまでは、お義母さんと、この家に二人だけですね」
最初は、その言葉の意味を理解せずに相討ちを打った義母だったが、意味が解った瞬間から落ち着きを無くしていく。
俺の朝食が終わり、流し台に向かい食器を洗い始める義母、そんな後ろ姿をお茶を飲みながら眺めている。
一向に洗い物を終える気配のない義母、俺は椅子をずらし立ち上がった、そんな気配に一瞬、動きを止める義母。
背後にそっと近づき肩に手を置くと、義母は身体を硬くさせ黙り込む。
「お義母さん」
「あの時は、二人共どうかしてたのよ、もう忘れましょう」
義母の声を無視するように、俺は義母の両肩を撫で下ろしていく。
「駄目ょ、本当にダメ、やめてお願い」
義母の刹那さそうな声、後ろ髪を託し上げヘアピンで留められている、うなじに息を吹き掛けるように顔を近づけていく。
心なしか義母の肩が震えてるのが分かる、後れ毛の部分を軽く唇で触れてみると、義母はビクッと身体を震わせる、俺は何度も同じ動作を繰り返した。
「ぉ、お願いょ、やめて」
肩を震わせ義母が言う、俺は一気に後れ毛の所に唇を押し付け、後ろから義母を抱きすくめた。
「あぁぁ!ダメ~ぇ」
そのまま腕の中で義母の向きを換え唇を塞ぐ、硬く閉じられた唇を舌で押し開きキスを交わす。
何とか俺を押し戻そうとした義母の抵抗も次第に弱まり、躊躇いがちに舌を絡め始める。
台所での長い間のキスを終え俺の胸に顔を埋め、肩で荒い息をする義母。
「お義母さんの部屋に行きましょう」
耳元で囁くように言う、義母は観念したかのように黙って頷く。
寝室の襖を開けて義母の背中を押し中に入る。