約束をした日の夕方に実家を訪れる、実家には寝たきりの兄貴と兄嫁の二人だけで子供は部活の合宿に、父親は入院中の母の元に。
私は暫く兄貴の様子を見ながら反応の無い兄貴に向かい
「今夜、弓子さんを抱くから、兄貴も解ってやってくれ、弓子さんも我慢の限界に来ていて他の男に抱かれるくらいなら俺が弓子さんを癒したい」
呟くように言う。
夕飯の支度が出来たと兄嫁が呼びに来る、私は兄嫁の腕を取ると引き寄せ、兄貴に話したと言う。
兄嫁は顔を赤くして狼狽した表情。
「兄貴、弓子さんも未々、女なんだよ、俺達の事を許してくれるよな」
私の言葉に恥じらい身を固くして私の横に立つ。
「義姉さん、いゃ弓子さん兄貴に、ちゃんと話したから」
「アナタ、ごめんなさい…」
兄嫁は半分、涙声で言う。
初めて結ばれる部屋は兄嫁の寝室だった、別々にシャワーを済ませ寝室に入ったのが夜の11時の過ぎた頃。
無言のまま兄嫁を抱きしめ唇を奪う、塞がれた唇から洩れる喘ぎ声。
唇を離すと兄嫁のパジャマを脱がせ始める、羞恥心で身体を硬直させ、なすがままの兄嫁、パジャマの上着の下は何も着けてなく小ぶりだが未だ形の崩れて無い乳房が露になる、私は兄嫁の前に膝まずき両手で乳房に触れ撫でるように両手を下に下げて行く、パジャマのズボンをゆっくりと引き下ろす、色っぽいとは云えない白の下着、そんな下着の方が兄嫁の生活感が見え私は激しい昂りを覚える。「ア~ァ!」
下着を引き下ろすのに併せるように兄嫁の唇から声が洩れる。
全裸にした身体に手を這わせ、私は兄嫁の肌を味わう。
「綺麗だよ義姉さん」「恥ずかしぃ」
兄嫁を布団の上に静かに寝かせると、私も兄嫁の前で服を脱ぎ始める、トランクを脱ぐと兄嫁を求め硬く勃起した物が、兄嫁は一瞬、私の勃起した物を見ると直ぐに顔を反らす。兄嫁の横に並んで身体を横たえると腕枕をするように兄嫁を抱き寄せる。
私の肩に手を置き私とピッタリと肌を併せる兄嫁、直に触れ合う肌と肌、何とも新鮮な感覚に私はブルっと身震いさえ覚える。
そのまま無言で唇を重ね、唇は首筋に肩口から二の腕へと、私の手は兄嫁の脇腹から腰へと撫で下ろして行く、声を上げるのを躊躇うように兄嫁は唇を噛みしめ喘ぐ兄嫁、私の手先が蠢く度、悩ましく身体を捩る。
乳房を口に含むと兄嫁は上体を退け反らし、荒く息をあげ私の頭を掴んで来る、丹念に乳房を愛撫する私。
必死で堪える兄嫁、乳首に歯を立て甘噛みをする兄嫁は。