今日は私が過去経験した数少ない恋愛(不倫)をお話します。
いまだに心に残る経験でした。それは母の妹です。その叔母によって女性の
素晴らしさ、神秘さ、また恐ろしさを教えられた。
その時の経験を出来るだけリアルに再現するため官能小説風に表現してみま
した。
それは10年位前の話です。私が30歳になったばかりの歳でした。
九州のある田舎での出来事でした。
その頃、私は某メーカのサービスエンジニアとして各電器店の修理技術の指
導を行っていました。叔母はある田舎の電器店に嫁いでいたことは母から聞
いてはいました。転勤してきて私が受け持ったのが、偶然にも叔母が嫁いだ
電器店でした。
小柄で清楚で美人の叔母です。その時の年令は48歳でした。仕事ぶりを見て
いると社長以上に店の切り盛り顧客の対応が出来る方でした。店は非常に繁
盛していました。
たまに昼に店に帰ってときなど、昼食を何度か一緒に食べたこともありまし
た。
社長は商売より技術畑の方でした。私と気が合い、何かあればよく店に呼ば
れていました。
2年~3年はそういった感じのお付合いでした。
ある日の朝、営業所の所長から社長が急死されたとの連絡を受けました。
自殺とのことでした。とりあえずお通夜に出ました。叔母は取り乱した様子
もなく放心状態でした。見るに忍びない状態でした。自殺の原因は借金でし
た。未回収金の多さによる資金繰りの拙さでした。葬儀も終わりしばらくし
て、私は社長への恩返しのつもりで、夕方から店に出て叔母に同行して未回
収金の回収に奔走しました。約3週間回収に回りました。回収出来たのは僅
かな金額でした。未回収のはずのお金は、半分以上は既に社長に支払ったと
のことでした。店に入金されなかったお金の行方はわからないままでした。
結果的には自己破産で終結しました。
その間の叔母の心労は並大抵のことではなかったようでした。日に日にやつ
れていく姿は忍びないものでした。たまには息抜きをと思い、意を決し食事
に誘いました。
田舎では周囲の目もあり、何かあると直ぐに噂になる土地柄でした。
特に美人の叔母が、男と歩いているとなると格好の噂の的になるのは目に見
えていました。福岡市内まで車を走らせました。着いたのは夕暮れ時でし
た。
早良区の山手の市内の夜景が一望出来るレストランでした。
今までの事、これからの事など色々話をしました。知らない土地での環境の
変化か叔母の声、目になんとなく張りが甦ったような気がしました。
食事を終えてレストランの上の駐車場に車を移動して夜景を見ながら話をし
ていました。
二人は何気なく横に駐車している車の中を見ると若い男女がこれ見よがしに
抱きあっているのが見えました。私の理性は音を立てて崩れていった。高鳴
る鼓動の音が叔母に聞こえるのではないかとびくびくしながらも体から湧き
上がる欲望に勝てず、恐る恐る叔母のうなじを指先でそっとなぞった。叔母
は一瞬おびえた目で私を見て体をこわばらせた。私は見上げる眼差しに誘わ
れるように肩をゆっくり抱き寄せ膝の上に手を置いた。叔母はそっと手を添
え、その瞳には私を全身で受止めようとする健気さを感じた。そして叔母の
耳元で今から行うことがどんなに非道徳なことか、人生を台無しにしても結
ばれたいことを耳元でつぶやいた。叔母はためらっている私の手をブラウス
の胸元にそっと導き小さく頷いた。私たちは直ぐに近くのモーテルに車を走
らせた。
部屋に入るなり二人は服を脱ぐのも惜しんで暗闇の中で抱き合った。
そして頬に唇を優しく押し当てた。叔母のなかに微妙な性感を与えた。
叔母は私の目を覗き込むように見つめ返した。私は少し開いた柔らかい上唇
のそっと唇を重ねた。そして探るように下唇にも重ねた。マシュマロのよう
な柔らかい唇はレモンの香りがした。叔母の吐息がかすかに耳に届いた。お
互いの唾液の交差がはじまった。
私はブラウスの前ボタンを一つずつゆっくり外しながら乳房を綺麗だと呟い
た。
私は自分の物を叔母の手に触れさせた。
叔母は息を弾ませどんなふうに触ればいいのかと耳元で囁いた。
私は自分の手を叔母の手に添えてゆっくり上下させた。
二人はベッドの上で静かに重なった。唇を離し右手で叔母の太股を持ち上げ
自分の物を押し当てた。そして「いい・・・入れるよ」叔母は潤んだ目で私を見
つめ首を縦にふった。そこはしとどに濡れていた。少し狭さを感じたがゆっ
くり腰を押し付け、叔母の中に入っていった。「ああ・・・はいっ
た・・・」私は充分に差し込むと叔母に身体を重ね、お互いにきつく背中を
抱きしめた。お互いの感触を確かめるように暫く動かなかった。「大丈
夫・・・」叔母の耳元で囁いた。「このままでもすごく気持ちいい・・・」と
叔母の声は震えていた。「動くよ・・・」と私はゆっくり腰を動かした。
叔母の漏らす喘ぎ声が耳に絡みつくのを聞きながら、どんなに求めていた
か、今の状態がどんなに素晴しいかを自分に言い聞かすように耳元でつぶや
いた。
叔母が耐え切らなくなって「中に出して」と囁いた途端、私の身体の中心か
ら恐ろしいほどのうずきが上下に走った。同時にゆっくり優しい腰の動きが
深く激しく腰の動きに加速化された。私は押し寄せる快感に抵抗しながら何
度もうなずき返した。
叔母は不意に両手で私の背中にしがみつき泣き声とも悲鳴ともつかない声を
断続的に漏らし、その声を抑えようと片方の手で口を押さえ背を反らして腰
を震わせた。
叔母の腰の震えが治まるのを私は待てなかった。
私の物は叔母の体内で深く熱く密着し何度も脈動を繰り返し大量の精子を吐
き出し続けた。最後の一滴まで残らず出し尽くすまで奥さんを離さなかっ
た。
二人は暫くの間、めくるめく陶酔の世界で抱き合ったまま息を整えていた。
その後二人は時間をつくっては逢瀬を重ねました。
二人の関係は5年程続きました。ある事情により二人は離れ離れになりまし
た。
その事情とは、機会があればお話したいと思います。