数年前
勤務先の倒産で社員寮を出なければならなくなった俺は、三ヶ月ほど兄夫婦の家に世話になった事がある。
義姉とは葬式や法事で会うくらいで、あまり込み入った話などした事もなく
最初は互いに遠慮もあったが、一緒に暮らすうちに、義姉もだいぶ打ち解けてきた。
義姉は俺より年も下で、体も細く綺麗な人だった。
だからいつも兄に、羨ましいから俺にくれと、冗談めいた事を言っていた。
そんな俺が、義姉を意識し始めたきっかけは夢だ。
義姉を後ろから抱く夢。前を向いているから顔は見えないけれど、その細い体付きで義姉だと思った。
互いに服を着たまま、下半身だけをくっつけただけの簡単なセックスだったけれど、
記憶は鮮明で、起きた時はパンツが濡れていた。
その日から
義姉が、俺の中で、姉から性的な対象へと変わった。
毎晩、俺は義姉の体を想像してはオナニーに明け暮れた。
いくらチンコから絞り出しても満足出来ない。欲求は高まるばかりだった。
兄と義姉がセックスする日は金曜の夜。数週間たった頃に気付いた事だ。
義姉を犯す妄想ばかりするようになっていた俺は、金曜の夜になると、こっそり兄夫婦の部屋へ近づいた。
俺に気を遣ってか、義姉の声は大きくはなく
じっと耳をすまさなければ聞こえない。たまに聞こえる喘ぎ声に、俺はパンツからチンコを出して扱いた。
それからまた数日が経ち、兄の帰らない日があると知って、とうとう義姉を抱くチャンスが来たと、その時の俺は簡単に考え、バカみたいに胸を高鳴らせた。
だが簡単にはいかない。当日になり兄が出発した後、俺は一日中、緊張で食欲もなく、ソワソワと寝たり起きたりを繰り返した。
頭の中は義姉を犯す計画で一杯だ。
縄で縛ってみたり、バイブやアナルボールまで使い、俺は義姉を犯す想像で夜までオナニーを続けた。
夜になり、義姉との食事もあまりすすまず、ビールばかりを飲み
ひと足早く風呂へ入ると、そこでもオナった。
風呂からあがり、義姉が続いて風呂へ入っていったのを確認すると、俺の緊張は最高潮に達した。
やるかやらないか、考えると指がブルブルと震えた。
義姉が風呂からあがり部屋に入る。扉の閉まる音がした時、そこで俺はやろうと決めた。泣こうが喚こうが犯してやろうと思った。
兄夫婦の部屋の前までいく間も立った時も、心臓が破裂しそうだった。手も足もガクガクだった。
ドアノブを回す。ドアを開ける。
義姉が振り向いて、俺を見る。
普段も薄い化粧の義姉は、すっぴんの顔もやっぱり綺麗で、
どうしたの?と聞かれたとき、俺はつい笑ってしまった。
それからは、どう動いたのか、いまいち覚えていない
押し倒した義姉の体は細くて、平たい胸なのに乳首だけが大粒で、それがやけに卑猥に感じた。
最初、義姉は激しく抵抗したけれど、クリトリスを少し刺激してやると、抵抗も無くなった。
俺のチンコは興奮でパンパンで、今すぐにでも入れてやりたかったけれど、すぐに放出するのも勿体ない。
義姉の体をじっくり味わいたくて、俺は乳首をしゃぶりながらショーツの中に手を突っ込んだ。
指を曲げると陰毛の奥は濡れていた。義姉も感じているんだと勝手に思った俺は、さらに指を奥に
指を出し入れすれば、義姉は大きく喘ぎ、足を開く。兄とのセックスの時より大きな義姉の声に、俺は優越感を感じつつ、指を動かし続けた。
義姉のショーツを足首まで下ろした時、細い体に似合わない濃い陰毛がいらやしく
我慢できなくなった俺は、義姉の足を押し広げた。
濡れた穴からは半透明な液が出て、糸を引いて陰毛に絡み付いている。
それを俺は丹念に舐めていった。
割れ目にそって啜るようにしてやると、義姉は大きな声を出した。それが俺をあおっているのにも気付かないのか
抵抗しなくなった義姉は、舐めるたびに体をくねらせた。
フェラをと考えたも、そこまでは出来ず、俺はそのままチンコを挿入した。
義姉の中は想像どおりの気持ち良さで、上側にヒダのようなものが当たる。カズノコ天井に近いものだろうか、擦る度に俺のチンコをそのヒダが刺激した。
入れる時も気持ちいいが、特に抜く時が、義姉の小陰唇がめくれていやらしい。また奥に入れ、また抜く。
腰を前に突き出すたびに、義姉は声をあげ、俺はお姉さんと連呼した。
お姉さんという言葉が、いけない事をしている気にさせるからだ。
それでまた興奮する。
「中に出すのはやめて」
と、義姉は腰をふりながら懇願した。
だけど、俺は出す間際まで「中に出すからなと」脅し続けた。
中を散々擦った後
イく瞬間にも俺は出すぞと呻く。
すると義姉は俺の肩を押し、激しく抵抗しながら「やめて」とか「許して」と叫んだ。
犯している。義姉を犯しているんだ。その叫びで俺は昇天、イッてしまった。
放った精液はどの女も同じで、義姉の腹にかけた。
さすがにそこまで鬼畜じゃない。妊娠させる事が目的じゃないし。
義姉も、旦那以外の男に興奮したらしく、
その後も兄の目を盗んではセックスを繰り返した。
出張の夜や夜中に、俺の部屋やトイレでも
そして現在。兄夫婦にも子供かふたり。俺も結婚をして娘がひとり。
義姉とはほとんど会う事もなくなったが、葬式や結婚式の時などには、顔を合わせています。