兄が酔っ払って、私の入浴中に入ってきたんです。
とっさに、「キャー」とか「「何考えてんのよー」とか言うと、兄を傷つけるんじゃないかな、とか、他の家族にばれたら大変、とかいろいろ考えて何にも言えなくなってしまいました。中学頃まではまだいっしょに入っていたので、あまり嫌がると、意識しているように思われてもいやなので、無理して平気に装ってしまいました。
でも、最初から兄は、あれが立っていました。まじまじと私の体を覗き込んでいました。
「へーーい、お兄ちゃんよっぱらっちゃったー」
「だめじゃん。あー私もうでるからね」
「よっぱらいついでに、見るだけだから、ちょっとみせろよ」
「なにーー?もうみてんじゃん。もー」
「悪いけど、おとなしくするから、ちょっと手で行かせてくれ。まみ」
「でないと、おにいちゃん怒るぞ。しかも鼻息荒いし、何するかわからんぞ」
「まじでーー。まーいいよ。手でしょ?」
兄は、すぐに行きましたー
石鹸つけて、手でしごしごこすったら。先っぽのほうをいじると、「うー」っていいました。早く行かせないと、早くでなきゃ、家族に気づかれてもだめだし。
「それじゃーでるよ」石鹸で手を良く洗って、そそくさとお風呂から出ました。でも、ほんとにあの時は怖かったなー。
手ぐらいなら、まあいいかー。でも、もう二度としないで!ってもいいにくいし、なんか、いつでもやってあげるよ、っていうのもおかしいし、この後どうすればいいのかな?