息子との距離を感じる。
あれほど私の体を求めてくれてたのに。
酔って寝ている私を無理やり犯したくせに。
息子に抱かれることは嫌じゃなかった。
だから許してあげた。
女としての自分を忘れていた私がもう一度女になれた。
息子に女として求められることが嬉しくて仕方なかった。
夫しか経験のなかった私。
セックスを気持ち良いなんて思った事は無かった。
色々な男性に誘われたけど私は男性恐怖症だった。
幼いころのトラウマが原因で。
そんな私が唯一受け入れることが出来たのが今の夫。
優しいだけの夫。
いつしか夫とは目を合わせる事すらなくなっていた。
乾ききった私を息子は潤してくれた。
毎日毎日、息子は私を求めてくれた。
母としての自分を捨てきれない私。
そんな私の殻を息子は激しく熱く突き破ってくれた。
言われるがまま、求められるがまま私は足を開くようになってしまった。
朝も昼も夜も息子は気の向いた時に私を抱いた。
今の私はいつでも濡れている。
何もしていなくても下着に染みが出来てしまうほどに。
いつでも息子の熱く硬いものを受け入れる事が出来るように。
息子の精液で私の中が満たされること。
今の私にとってそれ以上の幸せはない。
でも、息子は少しずつ変わっていく。
あれほど愛していると言ってくれたのに。
私とのセックスが最高だと言ってくれたのに。
今では私が求めないと抱いてくれない。
それもただ私の中に入れて適当に腰を振って中に出すだけ。
もう私の求める場所に触れてはくれない。
私はもうおばさんだから飽きられるのは仕方ない事だと思ってる。
若い子に比べればだらしない体なのも自覚してる。
でも、たったの4か月。
こんなに早く飽きるなら最初から私を求めないでほしかった。
一度満たされた気持ちがまた乾いていくことを自覚するのは辛い。
息子にとってはただの好奇心だったのかもしれない。
母子相姦なんて蠱惑的な関係に一時的に溺れていただけなのかもしれない。
でも私にとっては変化のない日常の中に突然訪れた特別なもの。
息子に求められて変えられてしまった私の体と気持ちをどうすればいいのか分からない。
息子は私との関係を無かったことにしようとしてる気がする。
普通の母と子に戻る。
それで元通り、何も問題はない。
そうあるべき、それも分かってる。
ふざけるな。
私は今すぐにでも息子に抱かれたいんだ。
あの熱く硬いもので私の一番深い所を何度も何度も貫いて欲しい。
私の胸を潰れるくらい握って揉んで欲しい。
千切れるくらい乳首を噛んで欲しい。
あの、欲望のままに私の全てを求めた息子にもう一度会いたい。
疲れ切って動けなくなった私をそれでも何度も犯し続けたあの時の息子に。
私は今も濡れている。
この文章を書きながら体が疼いて仕方ない。
私の指はもうふやけるほどに濡れている。
もう私は戻れない。