僕は、母が20才の時の子どもなので、周りの友人たちの母親より断然若く、そ
して綺麗でした。よく姉と間違われました。
ただ、母に対する性欲は全くありませんでした。
むしろ、友人が遊びに来るたびに、「お前の母ちゃん、美人だよな」と言われ
るのが嫌でした。町内会の集会や親戚の集まりなどでも、みんなが母を色目で
見ている気がして、我慢できませんでした。
その意味では、マザコンだったと思います。
高2の時、悪友のYが母のことを気に入り、頻繁にうちに遊びに来たのです
が、ベランダに干してある下着を見つけて、興奮していました。ある日、「お
前の母ちゃんで抜いちゃったよ」と言われた時は、ショックで口がきけなくな
りました。
母を穢された気がして、とても落ち込んだのですが、やがて、「こいつに穢さ
れるくらいならいっそ自分で」と思い始めるようになりました。そして、「あ
んなオバさんでイケるものなのか」と半信半疑で、母をオカズにして抜いてみ
たところ、異様に興奮し、自分でも驚くほどでした。それまでの人生で一番の
快感だったと思います。
妄想の中身は、自分が母とセックスするというのではなく、友人・知人・親戚
などに陵辱されるところばかりでした。我ながら屈折していたと思います。日
に何度も抜いたこともありました。隠れて下着を手に取ったりもしました。
Yには、積極的にネタを提供しました。母の留守中、母の部屋に入って、下着
を見せたり、触らせたりしました。母にお茶を出してもらい、わざと胸チラに
なるように仕向けたりもしました。
母に実際に手を触れさえしなければ、どんなこともOK。むしろ、母が視姦さ
れることを歓迎していました。母が陵辱されることを想像し、燃えました。
ところが…忌まわしい事件が起きました。大学1年の時、Yが、僕の不在中に
うちに来て、「少し待たせてください」と言ってあがり、僕の部屋で母を押し
倒したらしいのです。
母の話によれば、ほんの出来心というか、悪戯みたいなもので、気にする必要
はない。唇を押しつけられ、服の上から身体を触られただけ、ということです
が、どこまで本当か分かりません。まさか、最後までやられたことはないと思
いますが、あとは母と悪友の間の「秘密」になったのです。当然、父親にも内
緒です。
僕は悪友と縁を切り、絶交しましたが、自分の知らない母の秘密を友人が知っ
ていることが屈辱で、また、嫉妬で気が狂いそうになりました。立ち直るため
に、今度は母を自分で犯してしまう妄想をしました。そして、この苦しみから
逃れるのに、3年以上かかりました。
今でも、あの時を思い出して、居ても立ってもいられない気分になることがあ
ります。そんな時は母をオカズにして気が済むまで抜きます。本当に屈折して
いると自分でも思います。
一体、母はどこまでされたのか…。僕なりの「推論」は持っているのですが、
それはまた何かの機会に。