昨日は久しぶりにお袋を抱いた。
俺は、志望の高校に入学、新一年生としての生活にもやっと慣れてきたところ。
今年こそGWに親子三人で出かけようか、とお袋と話していた。
ところが親父は、ゴールデンウィークを挟んでの海外出張。
そのため、二人でお袋の実家にでも行ってこい、と親父。
早速祖父母に電話を入れたが、二人はGW中は九州列車の旅に出かけるから、その間新居の留守番してくれと言われてしまった。
祖父母はそれまで、俺に言わせれば、セブンイレブンに行くにも車で出かけなければならないような山間僻地に住んでいたが、やはり年寄りには生活が不便ということで、去年の夏、一応政令指定都市のタワーマンションを購入、引っ越していた。
でも俺が受験中のため、まだ新居には顔を出していなかった。
俺が行くのを祖父母は喜んで待っている、と信じていたが、二人で留守番しとけ、と爺さんに言われ、孫としての立場が失墜した感じで、思わずお袋と顔を見合わせてしまった。
お袋が電話口に代わり、祖父母の出かけるその日に我々が祖父母の新居に行き、入れ替わりで二人が九州行きの飛行機に乗るため家を出るということになった。
新築のマンションに、お袋と二人きりで1週間。
誰にも邪魔されないその間、二人でやることは何か、決まっていると思いながら、期待を込めてお袋の顔を見る。
そうね、おじいちゃんたちが留守の間、ゆっくり二人で楽しみましょう、と言うように、お袋がほほ笑んだ。
思わずお袋に抱きつく。
「あら、まだ駄目よ」と言って逃げようとするお袋をそのまま抱きしめ、お姫様抱っこをして俺の部屋へと入る。
俺のベッドの上で、観念したようにお袋が服を脱いだ。
合格発表の日、お祝いだから、その代わりこれが最後、と言われもう求めないと約束させられての合歓をして以来だ。
やはり柔らかい身体を抱きしめながら、ゆっくりと腰を使い、俺の身体を咥えこんでいるその身体の中に、吸い込まれる感じで放精する快感は、自分で自分を扱き、ティッシュの中に出すのと比べたら、例えようもない快感だ。
夕飯の支度をするまでの間、お袋を抱き続け、お袋の身体の乱れを久しぶりに堪能した。
お袋は激しくするよりも、ゆっくりと時間をかけて愉しみたいという。
確かに、お袋を抱き始めたころは、もちろんすぐに俺は放精してしまっており、お袋もかすかな喘ぎ声をあげるだけで、淡々と俺の後始末をしてくれていたが、お袋はそれでは本当には満足しきれていなかった。
俺は少し時間を置けば、二度三度くらいは元気であった。
お袋の身体の中で、長時間耐えることは困難で、すぐに放精してしまう。
が、放精後も親父とは異なり、硬さや太さを維持したままでいられ、放精後十秒ほどもじっとしていれば、すぐに腰を使えるほどに回復する。
そうして時間をかけると、最後のほうでのお袋の身体の反応は急激に変化し、喘ぎ声は激しく大きく、時に絶叫し、俺の身体をきつく抱きしめ、爪を立てられるときもあるほど。
そして俺の身体を受け入れている部分が、繊細なんだけれども激しい痙攣で、中に納まる俺の竿を激しく刺激し、俺の悦びも大きくなった。
そして今日、帰宅してお袋を求めたが、御爺ちゃんたちの家へ行くまでは我慢しなさいと言われてしまった。
今夜あたり、親父の求めに応じるつもりで、いるのだろう。
お袋を抱き始め、一年半ほどの間で、俺はお袋の身体は親父が優先という当然のことを、じっくりと承知させられていたので、すぐに諦めた。
親父の出発予定は一日早まり、あす出かけるという。
やはりお袋たちの部屋からはさっきまで、親父の激しい息遣いとお袋の密やかな喘ぎ声が聞こえてきていた。
でもお袋が本当に満足したときの、あの激しい喘ぎは最後まで聞こえてはこなかった。
俺たちの出発は明後日。
親父が出かけた後の明日は、お袋を本当に満足させることができるだろうと思っている。