少し進展がありましたので報告させていただきます。
土曜の事です。
この日は嫁のママ友が泊まりにくるからとアパートを追い出され実家に戻る事にしました。
母親との関係をやめてから初の一人での 帰省。
仕事を終えて実家に行くと駐車場に白い某高級車が一台止まっていました。
お客さんが来ているからどっかで時間を潰そうと思い実家の前を通りすぎようとした時、異変に気付きました。
家の明かりが玄関しか付いてなかったのです。時間は8時を過ぎていたので辺りはすっかり暗くなっていて周りの家は明かりが付いてます。
お客さんが来ていて部屋が暗い。中でやっている事なんて1つしかないと思っているとなんとも言えない嫉妬にも近い気持ちになりその場を離れパチ屋で時間を潰しました。
閉店の時間になり実家に戻ってみると車はなく部屋の明かりも付いていました。
家に入ると風呂あがりの母親がリビングで晩酌していました。
「こんな時間にどうしたの?」
「ママ友がくるっていうから今日はこっちに泊まるね」
「そうなんだ。じゃ一緒に飲む?」と普段と変わらない様子の母親。
「つまみ用意してあげるからお風呂入って来ちゃえば?」と言われ風呂にむかった。
脱衣場で服を脱ぎ洗濯かごに入れようとした時に母親のパンツが目にはいってしまった。
さっきの光景に意識しないようにしていましたがやっていた形跡を探してしまう。恐る恐る丸まったパンツを開き中を覗いてみた。
そこには母親の白い縦染みの他に白いものがついていた。
男ならこれが何かはすぐわかると思います。
浮気や寝とられとは違いますが嫉妬、怒りやらが混ざってなんとも言えない気持ち悪さが込み上げてきました。
シャワーを浴びながら気持ちを落ち着かせました。
関係は絶ったし、母親が彼氏を作ろうとしょうがない事。しかも俺が母親に思い出させてしまったのだからなにも言えない。
風呂から出て一緒に飲み始めた。
いつもと変わらない様子で飲んでいたつもりだったけど母親には気付かれていた。
「なんか元気ないけどどうしたの??」
「別に普通だよ。」
「ホントに??ケンカでもして出てきたのかと思ったよ。」
「そんな事ないよ。大丈夫だよ。」
「それならいいけど。」
俺は思いきって聞いてみた。
「そういえば彼氏でもできたの??」
「えっ!?できてないよ。。」
「別に隠さなくていいよ。さっきの白い車。そうでしょ??」
「ただのお客さんだよ。」
「電気まで消して!?」
浮気を疑うかのように少し苛立ち気味に
言ってしまった。。
「ごめんね。」
母親曰く、相手は45才バツイチの元上司で父親が亡くなってから何度も食事などに誘われていたみたいです。その度に断ってきたみたいですが2週間ほど前に初めて食事に行き、一度だけと思い、誘われるがままその夜に関係を持ったらしい。けどそれからも何度か会っているとの事。
俺としてしまった事で性欲を抑えることができなくなってしまったみたいです。
と同時に後悔、罪悪感を感じていたみたいです。
その相手とセックスをしても満たされる事はなく罪悪感だけが増していくだけだったみたいです。
いつの間にか母親は涙ぐんでいた。
母親と関係を絶ったとはいえ見知らぬ男なんかに取られたくないと思い
「そんな男とは別れなよ。」
「うん。ごめんね。」
「今すぐ電話して。」
戸惑いながらも電話をかけた。
静かな部屋の中なので相手の声もよく聞こえた。
「突然ごめんね。」
「大丈夫だよ。どうした?」
「あの。。○○さんとの関係を終わりにしたい。」
「急にどうしたの?なんかあった??」
「勝手だけどやっぱり私、」
「旦那の事考えちゃう??」
「うん。だからわかってもらえませんか?」
少しの無言の後に態度が変わった。
「いくらなんでも急でしょ!?さっきまで会っててさぁ!!」
「それはわかってます。」
「それにさっきまでやってたんだよ!?しかも毎日!!あんなに気持ちがってたじゃん!」
「それは。。」
「なに!?旦那の前で抱かれて喜んでたんだろ!?」
「違う!!そんな事ない!」
「まぁいいや。一度会って話しよう。このままじゃ俺も納得できないし。」
「わかりました。」
「じゃまた連絡するよ。」
電話は切れた。
「一度会っ
て話しようだってさ。」