失楽園
しゃがんだ僕の眼前で、『お尻』が『桃』になりました。『ブリンッ!』と突き出された『桃』は圧倒的迫力でした。
「スケベ~。こういうの見たいんだろ~、エロガキッ!」
『桃』の両脇から手が伸びて、開いちゃイケナイ割れ目をパックリ割り広げました。ピンク色の凹みがふたつ『プチュプチュ』と収縮してました。
下の凹みからは白い粘液がにじみ出てきて、プックリ赤く膨らんだマンコのワレメを伝って溜まりました。上の凹みは流れてきた水滴を、溜めたりこぼしたりしながら、深いシワを絞り集めてました。
中2の妄想する『パラダイス』が、手の届く所にありました。また僕は、バカエロ過ぎる選択に迷いました。
『マンコだけ舐めるか?』
『どうせなら、肛門まで思い切って舐めるか?』
僕は『マンコ』と『肛門』を、縦に続けてベロベロと舐めたかったんですが、幸せの扉はプリプリお肉が、『パチン』と弾ける音がするように、すぐに閉じられました。
「はい、おしま~~~い。」
『桃』が『お尻』に戻って、さらにマンコにクルッと変わりました。僕は陰毛に『モシャモシャ』と追い立てられて、立ち上がりました。
シャワーから上がると、『あいこ』が僕の身体を拭いてくれました。水滴が拭き取られていくほどに、僕のチンポはプルプルと、しだいにビンビンと揺れました。
『あいこ』はチンポを伏し目で眺めて、嬉しそうにはにかみました。僕を見つめたままチンポをくすぐったり、握ったりして遊んだら、ふと、
「入口、見てきて。ピザ頼んだから、届いてるかも。」
と、言って、僕にバスローブをかけてくれました。
と、イイところなんですが…、
ここで『「あいこ」クイズ』です。
Q・バスローブをかけてもらった『ともゆき』は、すぐ次に、何をしなければならなかったのでしょうか?
注・シンキングタイムは5秒です。即断・即答して下さい。
A・『今、見たいのは、ピザじゃありません』と言って、『あいこ』の身体を拭く。
(………言えね~~~。)
僕は『パシリ根性』丸出しで、『あいこ』に言われた通り、入口を見に行きました。するとドアの前に、ピザとコーラがふたつずつ置いてありました。
それを見た途端に、僕のお腹が尋常じゃないくらい『ギュッググゥ~~~ッ』と鳴りました。
目の前に食べ物が現れたら、独裁者・チンポに支配されていた僕の身体の中で、『食わせろ~っ!』のシュプレヒコールの下、『食欲解放』を強烈に要求するデモ行進が始まりました。
と、またここで『「あいこ」クイズ』です。
Q・大好物を目の前に、お腹ペッコペコの『ともゆき』は、何をしなければならなかったのでしょうか?
注・シンキングタイムは5秒です。即断・即答して下さい。
A・『ピザとコーラ、届いてました!』とダッシュで報告。
(…『パシリ』なので、命令以上のコトはやらない。やっちゃいけない!)
僕はジャバジャバ湧いてくるヨダレを、滝のようにノドの奥へ流し込みながら、部屋のテーブルまでピザとコーラを『とりあえず』運びました。
そして『食う事』以外、な~~~~~んにも考えずに、『おあずけ』の犬状態で『あいこ』を待ちました。マヌケ過ぎました。『御主人様』は…、なかなか出て来ませんでした。
僕のお腹が『悲鳴』を連発しました。
僕のお腹が『悲鳴』を連発しました。
僕のお腹が『悲鳴』を連発しました。
僕のお腹が『悲鳴』を連発してるんですよ?
僕のお腹が『悲鳴』を連発してるんで~すよ~~~~~?
…見るだけなら、イイッすよ! ……………ねぇ?
「アメニティが、イマイチなんだよ…、」
なぜか不機嫌になられた『あいこ』さんが、やっと現れた時、僕はピザを一枚完食していました。目と目が合った時、僕は『あいこ』さんが『チッ!』と舌打ちした音を、ボケーッと聞き流してしまいました。
「腹減ってたんだ~、『ともスケ』?」
『あいこ』さんは、頭に巻いておられたタオルをお取りになると、強めにベッドにお投げになられましたが、僕には優しくお尋ねになられました。
「はいっ! す、すみません…。」
「いいよ…。…あたしの分も、食べる~?」
またまた、ここで『「あいこ」クイズ』です。
Q・『パシリ』に完全格下げになったとは、全く気付いていない『ともゆき』は、どうすれば良かったでしょうか?
注・シンキングタイムは2秒です。即断・即答・即行動して下さい。
A・『ピザ冷めてましたっス! アッツ熱のヤツ、もらって来まっス!!!』と言って、ダッシュ!!
(…なぜ、なぜ、出来ね~~~かな~~~っ???)
僕は、はなはだしく勘違いをしているコトに気付かずに、『ヨロシクさん』の喫茶店でセックスをして、ラブホにまで来てるのにピザ食べて、性欲も食欲も満たされて浮かれていました。思い上がってました。
僕が今いる場所は、中2の『妄想パラダイス』などではなく、入ってはいけない『虎の穴』であると言うコトを、すっかり忘れてました。じゃれ合って遊んでいると思っているのは、可愛い子猫なんかじゃありません。
フワフワと気ままに揺れ、パタパタと振られている『虎のシッポ』です。
コイツに告った時、これから、この『虎のシッポ』=『「あいこ」地雷』を踏まないように、『はいつくばって前進しなければ…』と、覚悟をしたはずなのに…、気持ち良~いコトをされ続けて、すっかり警戒心が無くなってしまいました。
マンコが、お尻が、オッパイが、チューが、ラブホが、ピザ2枚が、地雷原を進む僕の緊張感を奪い、判断を狂わせました。
…と、言い訳がましく考えて、責任転嫁したいのは、僕が天然で生粋の『バカ』だから…、なのでしょうか?
すすめられるままに、2枚目のピザも完食してしまった僕は、呆れてベッドにドサッと横になられた『あいこ』さんに、何の違和感も感じませんでした。
俯せになった『あいこ』さんのお尻が、当然ですけど盛り上がっておられました。ツヤツヤして『綺麗だな…』と思ったら、
「あの…、ところで、何で今日、ウチに来たんですか?」
と、姉とのスケベな練習中に、ひょっこり『あいこ』さんが現れたワケが、みょ~~~に気になってしまって、つい…、つい…、何気なく聞いてしまいました…。
いきなりベッドから丸太ん棒が跳ね上がり、完全に無防備だった僕の右顔面を『ドグサッ!』と直撃しました。
「…お前、いっぺん、〇ねっ!!!」
満腹感でバカ満開になった僕は、『「あいこ」地雷』をモロに踏んでいました。『ヤッちゃった…』と後悔し続ける僕の思考は、鈍~く、ゆっくりと停止させられました。
初体験のラブホなのに、僕はセックスをしないまま眠らされました。またひとつ、僕の人生に拭い取れない『汚点』が出来てしまいました。