「なんかめっちゃ恥ずかしいんだけど」射精が終わった息子が照れ隠しのように言います。たしかに母親にオナニーする姿をまじまじと見つめられる男の子なんていないと思います。だけど息子が射精して果てる姿を見て、私は息子が愛おしくてたまりませんでした。これでもう親子で隠すことなんてひとつもないよねと、このとき絆のようなものを強く感じたのを覚えてます。「別に高校生がオナニーするのは健全でしょ。むしろ母さん、安心したわ。じゃあもう気はすんだでしょ。服、着るからね」「いや、なんかまだ全然ムラムラする。もう1回抜けそう」「は?」男の人って出したら冷めるんじゃないんですか?よくわからないのですが、このときの息子は大量に精子を出しても、全然勃起が収まらない様子でした。「母親相手にいい加減にしなさいよ!もういいでしょ?」「だって収まんないのはどうしようもないじゃん!俺もお母さんとやってるの想像して抜いたらもういいやってなると思ったんだよ!」息子は少し泣き声のようでした。それよりも、息子がさらっと言った「お母さんとやってるのを想像して抜いた」という言葉に私はとても感じてしまいました。多分、息子は意識しないで自然に言っただけだと思います。私は、息子が私の裸を見ながら彼女さんとのセックスを想像してオナニーしているものとばっかり思っていましたし、それでいいとも思っていました。でも私とのセックスを想像していたなんて。なんだかこのときに私の中でスイッチが入りました。「あたしとしてるとこ、想像して出したの?」「・・・その、うん」「別にいいけど・・・最初、キモいって言ってたじゃん」「最初はホントにそう思ってたけど、なんかそうじゃなかった」「じゃ、どうだったの」「お母さんの裸、すごくきれいで興奮した」なんか、考えることを放棄して会話だけがどんどん進んでいくような感じでした。心の中ではこれ以上進んだらダメって思ってるんです。でも言葉が勝手にスルスルと出てくるんです。「母親つかまえて何言ってんのよ。でもありがと。きれいって言われるとうれしいもんよ」「あのさお母さん、絶対怒んなよ。いい?」「なに?」「怒んないでよ?」「わかったわよ。なによ」「あのさ・・・やっぱ、したらダメかな」ついに言われてしまいました。でも息子と私の間に流れる生々しい空気に、覚悟はしていました。たぶんそう言われるだろうなと途中から感じてましたから。「どういうこと?はっきり言ってくれる?」「ああもう!お母さんとエッチしたらダメ?」「・・・あたしたち親子だよ?そんなのダメだよ」「そんなにダメなこと?絶対ダメ?」このときの息子は本当にグイグイきました。私が心の底から拒否していないことを本能で見抜いているみたいでした。それに私は私で、このときにはもう息子を拒絶する気力も理性も残っていませんでした。「どうしよう。わかんないよ」「俺、お母さんとしたい」息子にここまで言われて、私は正直幸せを感じていました。私は観念しました。「・・・わかった。でも今はダメ。コンドームもないでしょ」「一応あるけど・・・」「は?あ、そうか、まあそれくらい持ってるよね。でもとにかく今はダメ。次のあたしの休みまで待って。待てないんだったらしない」これがこのときの私に精一杯言えることでした。あと、恥ずかしい話なんですが、10年くらいセックスをしていないので、ちゃんとできるのかなっていう不安がすごくありました。「待つ待つ!待つよ。すっげーうれしい」息子の喜び方が小学生みたいで、私はつい笑ってしまいました。このときは、このやり取りでひとまず終わりました。ちなみにフローリングに付いた精子はベタベタが中々取れなくて大変で
...省略されました。