高3の息子は、スポーツで高校に入り、離れた地で寮生活をしてきました。
県の大会で敗退し3年最後の夏が終わりました。
たまに帰省してくるたびに、息子の体は、たくましく鍛えられた体つきに変身し、今では私も、うっとりするほどのがっちり体形になっています。
精神面でもしっかりしてきて、もう一人前の大人だとばかり思っていたのですが、部活を引退して張り詰めてた糸が切れたのか、夏休みになり、帰ってきてからは、子供のように私に甘えてきます。親離れしてゆくのをなんとなく寂しく思ってた私には、甘えられると嬉しくもあり、きっとまだまだ息子も子供のままでいたいのが本音で、きっとこれまでは、強がって我慢してたのかなって思います。
暑いのに、私にベタベタくっついてくる息子を、ひざ枕させて、耳そうじしたり、短髪の頭を撫でたりしてやると、幸せそうな表情をするのが何とも可愛くって、抱きしめたくなります。
そんなスキンシップをしていると、私は、息子の筋肉質の体に触れたくなり、つい肩や腕を触っていました。初めのうちは、トレーニング頑張ってきたことをほめながら、上半身をさり気なくフェザータッチで触ってたのが、息子も嫌がらずに、気持ち良さそうにしてたので、私も遠慮なく腹筋から、お尻や太ももの際どいところまで触りたい放題してたら、息子の敏感な感覚も刺激してたようです。
「母さん、もう分かったから」と言って
真ん中のところを両手で隠して、そそくさと自分の部屋へと駆け込んでいきました。